追悼 細木数子さん 瀬戸内寂聴さん
昭和の女傑お二人がお亡くなりになりました。
細木数子さんと言えば、安岡正篤の晩節を汚した女性とも言われますが、もともと安岡自身かなり霊的な人物であり、半分ヤクザみたいな人物でしたから、実際お似合いだったのではないでしょうか。
逆に言えば、やはり細木数子さんは、裏で昭和史を動かしていた重要人物であったということになりますね。
今後、一般的なイメージとは違う側面からの研究対象になっていくでしょう。
そして、瀬戸内寂聴さん。こちらもまた昭和の男をずいぶんと動かした女性でした。
こんなタイミングで書くべきではないかもしれませんが、実は以前、瀬戸内さんに関してちょっとがっかりしたことがありました。
こちらにちょこっと書いてあります。優しめに書いてありますが、実際は結構ひどかったのです。ああ、お忙しいのだなあと思った次第。
まあ、そんなところも寂聴さんらしい豪快さ、奔放さなのかもしれませんね。
かつて寂聴さんの著書について何か書いていたかなと、自分のブログを検索してみましたら、自分でも全く忘れていましたが、「ワタシ(利己)をタワシ(利他)で磨く」といういい話がありました。
『利他−人は人のために生きる』 瀬戸内寂聴・稲盛和夫 (小学館文庫)
いずれにせよ、細かいことを気にしたり、型にはまって安心したりしない、お二人の女傑が亡くなってしまったことは、なんとも言えず寂しいことであります。
ご冥福をお祈りします。
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