美輪明宏「 目に見えるものは見なさんな」
BSテレ東の「武田鉄矢の昭和は輝いていた 孤高のアーティスト美輪明宏2時間スペシャル」は、実に見応えありましたね。
芸能生活70年!その「戦い」に溢れた人生は、モノすごい説得力をもって私たちに迫ります。
また「ヨイトマケの唄」で泣いてしまった。毎度泣けちゃうんですよね。
まあ、それにしても濃い時代でしたね、昭和は。今の男たちはどうなっちゃったんでしょう(自分も含めて)。
さてさて、そんな美輪明宏さんの人生訓が端的に表明されているインタビュー動画がありますので、ここに紹介いたします。
RED Chair 美輪明宏「目に見えるものは見なさんな」完全版
テキストの記事はこちら。
「理解に苦しむものはみんな化け物扱い」…これはまさに私の「モノ・コト論」でいう「モノ」ですよね。逆に「理解できる」のは「コト」。その象徴が「コトノハ」。古来の日本語はそうだったのです。
美輪さんという化け「モノ」は世間の「コト」と戦ってきた。ようやく時代がモノに追いつき、かつての偏見の一部は「コト」として万人に認められるようになってきたということです。
この「モノ」が「コト」に変化するところに「トキ」が生じます。そういう戦いのない人生は、すでに「コト切れている」わけで、実際は死んでいるのでしょう。
肉体(脳ミソ)がコト切れるまでは、せめて私も戦い続けたいと思いました。
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