« サルヴァトーレ・ランゼッティ 『チェロ・ソナタ集』 | トップページ | 『信虎・信玄・勝頼 武田三代』 平山優 (株式会社サンニチ印刷) »

2021.11.08

備えよ「富士山大噴火」火山灰の脅威は首都圏にも

 

 「士山はいつか必ず噴火する」…そりゃあそうでしょう!w 100%当たる予言ですね。

 「いつ起きてもおかしくない」は、半分正解、半分不正解です。明日は起きるかもしれませんが、今日はたぶん起きません。前兆が全くないからです。

 ちなみに火山灰での車の運転の練習だとか、フィルターの準備とか、まあしないよりはましですが、宝永級の大噴火が起きたら、ほとんど意味ないでしょう。

 特に東京は完全に都市機能停止でしょうね。火山灰も遠いだけに細かいものが多く、雨でも降れば全てがコンクリート状態。車とか電車とか飛行機は、単なる巨大な箱(ゴミ)と化すでしょう。

 ほんの1センチ雪が積もるだけで大混乱するくらいですから、もし火山灰が10センチも積もったら完全にお手上げです。復旧にも相当時間がかかるでしょう。下手すれば5年くらいかかる可能性も。

 番組で言われているように、交通機関だけでなく、やはりコンピューターがダメですね。それ以前に電線が切れて大規模停電が起きるでしょう。水もダメ。東京で近代的な生活は不可能になります。

 そう、近代化してから、私たちは富士山噴火を体験していないのですよ。だから予測もできない。

 宝永の噴火の前も、実は200年ほど噴火がストップしていました。そして、まず宝永の南海トラフ巨大地震が発生。その後富士山が大噴火を起こしました。

 おそらく次回もそのパターンでしょう。まず南海トラフ巨大地震が発生。そして富士山噴火。

 逆になることも想定しておかねばなりません。宝永の時も、巨大地震の数年前から富士山の鳴動があったと記録されています。

 いずれにせよ、前兆があるということです。

 富士山に住む者として、当然その前兆を捉えるように努力をしています。その一つが日々のラドン濃度の計測。ここ数日上昇傾向ですが、これはいつもの波、富士山の呼吸のレベルです。

 とにかく、毎日富士山と対話することですね。もう20年以上も富士山の懐に抱かれて生活していますので、それなりに富士山のご機嫌がわかるようになっています…なんて、それも人間の驕りでしょうかね。

|

« サルヴァトーレ・ランゼッティ 『チェロ・ソナタ集』 | トップページ | 『信虎・信玄・勝頼 武田三代』 平山優 (株式会社サンニチ印刷) »

ニュース」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

自然・科学」カテゴリの記事

歴史・宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« サルヴァトーレ・ランゼッティ 『チェロ・ソナタ集』 | トップページ | 『信虎・信玄・勝頼 武田三代』 平山優 (株式会社サンニチ印刷) »