備えよ「富士山大噴火」火山灰の脅威は首都圏にも
「富士山はいつか必ず噴火する」…そりゃあそうでしょう!w 100%当たる予言ですね。
「いつ起きてもおかしくない」は、半分正解、半分不正解です。明日は起きるかもしれませんが、今日はたぶん起きません。前兆が全くないからです。
ちなみに火山灰での車の運転の練習だとか、フィルターの準備とか、まあしないよりはましですが、宝永級の大噴火が起きたら、ほとんど意味ないでしょう。
特に東京は完全に都市機能停止でしょうね。火山灰も遠いだけに細かいものが多く、雨でも降れば全てがコンクリート状態。車とか電車とか飛行機は、単なる巨大な箱(ゴミ)と化すでしょう。
ほんの1センチ雪が積もるだけで大混乱するくらいですから、もし火山灰が10センチも積もったら完全にお手上げです。復旧にも相当時間がかかるでしょう。下手すれば5年くらいかかる可能性も。
番組で言われているように、交通機関だけでなく、やはりコンピューターがダメですね。それ以前に電線が切れて大規模停電が起きるでしょう。水もダメ。東京で近代的な生活は不可能になります。
そう、近代化してから、私たちは富士山噴火を体験していないのですよ。だから予測もできない。
宝永の噴火の前も、実は200年ほど噴火がストップしていました。そして、まず宝永の南海トラフ巨大地震が発生。その後富士山が大噴火を起こしました。
おそらく次回もそのパターンでしょう。まず南海トラフ巨大地震が発生。そして富士山噴火。
逆になることも想定しておかねばなりません。宝永の時も、巨大地震の数年前から富士山の鳴動があったと記録されています。
いずれにせよ、前兆があるということです。
富士山に住む者として、当然その前兆を捉えるように努力をしています。その一つが日々のラドン濃度の計測。ここ数日上昇傾向ですが、これはいつもの波、富士山の呼吸のレベルです。
とにかく、毎日富士山と対話することですね。もう20年以上も富士山の懐に抱かれて生活していますので、それなりに富士山のご機嫌がわかるようになっています…なんて、それも人間の驕りでしょうかね。
| 固定リンク
「ニュース」カテゴリの記事
- 富士山ラドン濃度急上昇と新島・神津島近海地震(2023.11.16)
- 追悼 大橋純子さん(2023.11.11)
- The Beatles 『Now and Then』(2023.11.02)
- 谷村新司 『群青』(2023.10.26)
- 二度目の天の岩戸開き(2023.10.18)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 帰ってきたウルトラマン 『第12話 怪獣シュガロンの復讐』(2023.12.08)
- グレン・グールドの『バッハ フーガの技法』(2023.12.06)
- 香椎宮にて(2023.12.03)
- 『MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』 竹林亮 監督作品(2023.12.02)
- 福岡のパワーの源は…(2023.12.01)
「自然・科学」カテゴリの記事
- バッハ『フーガの技法』を見る(2023.12.04)
- 日本酒だけで生きることは可能なのか?!(2023.11.26)
- 富士山ラドン濃度急上昇と新島・神津島近海地震(2023.11.16)
- 寝る子は育つ・寝ない大人は横に育つ(柳沢正史先生「睡眠」を語る)(2023.11.08)
- 松葉ジュースを作る(2023.11.07)
「歴史・宗教」カテゴリの記事
- グレン・グールドの『バッハ フーガの技法』(2023.12.06)
- 『首』 北野武 脚本・監督・編集作品(2023.12.05)
- バッハ『フーガの技法』を見る(2023.12.04)
- 香椎宮にて(2023.12.03)
- 福岡のパワーの源は…(2023.12.01)
コメント