『信虎・信玄・勝頼 武田三代』 平山優 (株式会社サンニチ印刷)
先日記事にした「武田三代 信虎・信玄・勝頼の史実に迫る」のあとがきで、「初学者向けのムック本」として紹介されているこの本(&地図)を入手しました。
まさに初学者である私は、先にこちらを読めば(眺めれば)良かったのかもと思いつつ、いやいや、映画→新書→ムックという順番は案外良かったかもしれません。
ここのところ、山梨と静岡を行ったり来たりしておりまして、明日はまた藤枝市の方に行かねばなりません。
今まではなんとなく通り過ぎていた場所が、武田氏三代にとって重要な場所であったということを知り、毎週のドライブの価値が変わりそうです。
そう、このムックの素晴らしいところは、特別付録「保存版 武田三代 特大史跡マップ」が付いてくるところですね。
ちょうど私の行動圏がすっぽり入る感じですから、これから一つ一つしらみつぶしに回ってみようかと思っています。
歴史学習においては、時間を超えた「場」の空気というのが、実に重要ですよね。
先程まで地元の公民館で文学講座「竹取物語」をやってきました。そこでたっぷり話しましたが、これからの歴史・古典研究は、直接「本人」たちからメッセージを受け取ることが大切なのです(けっこうマジ)。
さてさて、このムックを一通り眺めて、やはり気になったのは、郡内小山田氏です。最後勝頼を裏切り、まさに武田三代に引導を渡す役割を果たしてしまった小山田ですが、同じような役割を果たした穴山氏とは対照的に、その後信長にお家を取り潰されました。
ある意味利害で自らの立場をころころ変える風見鶏的な振る舞いは、現代の郡内人の一部の人々にも残っているように感じます。
歴史や文化は、その土地の風土に根ざしたものですから、まあ当然と言えば当然であり、いくら表面的に文明が進歩しても、なかなか変えられないということでよすね。
だから、歴史や古典、民俗学などは面白いのでしょう。
Amazon 信虎・信玄・勝頼 武田三代
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