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2021.11.26

タングドラム

Th_71u6ympz02l_ac_ul320_ た変な楽器を買いました。

 最近は楽曲ではなく、「音」そのものの追究に興味がありまして、そういう意味で可能性の大きいこのタングドラムにしました。

 タングドラムもピンキリですが、これは「キリ」です。14インチ、15音で1万円。なぜか「白」だけ安い。ほかの色は1万6千円です。

 こういう複雑な「舌」の仕様にしたのは、叩く位置によって音色の変化を楽しめるからです。純粋な楽器として「演奏」するには、シンプルな「舌」の方が適しているでしょうね。

 実際、普通に叩いてもけっこうノイジーです(つまり正弦波的ではない)。叩くモノや叩く場所、叩き方などによって、いろいろな音(ノイズ含む)を出すことができます。

 C調でEからEまでの2オクターブ仕様。全体として音程はまあまあ、許せる範囲です。ただ、写真で一番下の「舌」、すなわち一番高い音は、本当は「E」であるはずなのですが、どう聴いても「F」の音が鳴っています。これは小さな磁石によって全音まで下げることができるので、逆に音域が広くて良かったかもしれません。

 舌の形のせいもあるかもしれませんが、叩いたあとのこすり方でチョーキングのように音程を上げることができました。これも面白い。

 裏のホール・カバーは簡単にはずせるので、胴体の中に何かを入れたりして、音色や残響を変えることも簡単です。

 こいつを使って瞑想用の即興演奏をやろうと思っています。いや「演奏」ではないな。単なる発音の連続になるかも。

 いや、ついついいろいろな音階でメロディーを弾いてしまうんですよね。西洋的な和音もつい出したくなってしまう。この単純な音階楽器で、どうやって非音楽的なことをやるか、それがテーマです。

 美しい音、正確な音程をお望みでしたら、別の製品が良いでしょう。そういう意味で圧倒的にいいのは「さざなみドラム」です。

Amazon タングドラム 

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