Weyes Blood 『Titanic Rising』
またまた時空を超えてつながる音楽ネタ。
ゾンビーズに始まる、いわゆるバロック・ポップの最新アーティストの一人が、このワイズ・ブラッド嬢でしょう。
1988年サンタモニカ生まれのシンガーソングライター。
聖歌隊で歌う中で、バロック音楽やルネサンス音楽に多大な影響を受けたとのこと。
しかし、聴けば分かるとおり、それよりも1960年、70年代のポップ・ロックの雰囲気を強く感じられます。
それって、ちょうど彼女の親の世代の音楽なんですよね。
ウチもそうですが、録音文化が普通似なった現代においては、親の聴いていた音楽が子供に「遺伝」します。
今日、上の娘が大学のポピュラー音楽同好会で「一番好きな曲は」と聞かれ、「ビリー・ジョエルのジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」と答えたというのも、まさにそういう現象です。ちょっと嬉しいですよね、親としては。私もたった1曲選べと言われたら、それを選ぶかもしれません。
そういう意味で、昨日のゾンビーズとこのワイズ・ブラッドを比べて聴くと面白いですよね。「ひねり」の部分もかなり近いセンスを感じます。
中庸のテンポの、こうしたポップで、かつひねりの効いた曲、たしかに私の好みです。
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