ミュージカル映画『ザナドゥ』
40年以上が経ち、ようやくこの映画を鑑賞いたしました。
結果、今観たのは正解でした。実に面白かったし、なぜかジーンとしてしまった。
あの頃はELOとオリビア・ニュートン・ジョンのファンでしたから、まさに夢の共演で、サタデー・ナイト・フィーバー、グリースに続く作品ということもあって、映画にも期待をしていたわけですよ。
それが、まあ酷評されまくりまして、観る気が失せてしまっていたわけです。ただ、サウンドトラックは非常にクオリティーが高く、実際アルバムもシングルもかなりヒットしました。
その後、舞台ミュージカルとして大ヒットしたということもあって、怖いもの見たさ的にもこの映画を観なきゃという気持ちはあったんです。
そして、ついにその日が来たということですね。
いやあ、なんか感無量ですよ。だって、この映画が公開されたのが1980年。劇中回顧されるのが1940年代。そして、今2020年代ですよね。40年前を回顧する40年前の映画を、今観ているわけですから。
そうしたら、なんと、妙に新しく感じられてしまった。音楽ももちろんですが、ファッションやローラースケート、アニメの挿入からエフェクトに至るまで、なんかぶっ飛び過ぎてて新しいのです。
たしかにストーリーは陳腐ですが、だからこそでしょう、かなり思い切った演出をしていると思います。当時はなかなか理解されなかったでしょうね…いや、今でも理解されないかも(苦笑)。
まあ、とにかく、オリビアがチャーミングで、老ジーン・ケリーがカッコいい。それだけでも涙が出ますよ。ジーンとします(オヤジギャグではありません)。
クライマックス(というほど盛り上がりませんが)の、ベヴ・ベヴァンのドタバタドラム・ドリームからのテーマ曲「ザナドゥ」への流れの動画がありましたら、ぜひご覧ください。ワケわからずいいですよね。
大ヒットしたサウンドトラック・アルバムも改めて聴いてみましょう。A面とB面の対照も面白いところですが、全体として非常にクオリティーの高い楽曲が並んでいますよね。
Amazon ザナドゥ
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