千葉県北西部震源M5.9
ちょうど寝ようかという時に、上野に住む次女から「めっちゃ揺れてる!」との速報が入りました。
震源が深さ80キロとやや深めでしたので、東北から近畿まで広範囲にわたって揺れ、一部では長周期地震動も発生したようです。
右のデータ(クリック)からわかるとおり、千葉県北西部の地震は地震の巣。だいたい深めの震源で、おそらく関東フラグメントの内部破壊が起きているのでしょう。
ある意味歪みを小出しに解消している感じがありますので、これ以上大きな揺れになることはないのではないかと思います。東京での震度5は10年前の東日本大震災以来となりましょうか。
都民は一瞬、首都直下地震か?と思ったことでしょう。首都直下地震、すなわち南関東直下地震は、もっと浅い震源、かつM7以上を想定していますから、各地、今回の震度プラス2くらいの揺れになると考えた方が良いでしょう。
ところで、ここのところ中規模の地震が全国で多発していますね。左のデータを見てください。
M5以上の地震です。8月4日の茨城県沖連発は10年前の大地震の余震ですから置いておきまして、ここ二日間で宮古島、岩手、大隅半島、千葉と各地で中規模地震が連続しているのは特別な状ょうですよね(8月12日からの世界でM7以上の大規模地震が連続しているのもすごいのですが…)。
地震の活動期に入ったのかもしれません。
ここ1ヶ月の富士山のラドン濃度の高下も比較的顕著ですので、しばらく注意するに越したことはないでしょう。
日本に住むかぎり、どこにいても、いつ大きな地震に見舞われるかわかりません。あらためて、心も含めて準備をしておきましょう。
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