NHKスペシャル 「メジャーリーガー 大谷翔平〜2021 超進化を語る〜」
昨日紹介した大人の修学旅行、夢のような充実した24時間が終わりまして、皆さん富士山から故郷へ帰っていきました。
私もたくさんたくさん学ばせていただきました。たった24時間でもこれだけ人は他者から学ぶことができるのですね。
さて、余韻さめやらぬ中、テレビをつけますとちょうど大谷翔平の特集番組が始まりました。
24時間進化モードに入っていた私に、大谷翔平の「超進化」の様子は、いつもとはまた違った意味をもって訴えかけてきました。
これもまた、大人の修学旅行(富士山合宿)の効果ですね。見える世界が変わる…。
大谷翔平の存在は、今後の人類の進化を象徴していると思います。
旧来の、たとえば二刀流は無理だというような常識を破り、新しい可能性を見せてくれる姿。そこには、実は旧来の「努力」も必要ですし、ある意味「根性」も必要。そして、新たなサイエンスやテクノロジーの導入も必要。
実はこういうことが最もできていないのが、旧来の「学校」であり、「これは無理」という悪しき「常識」を植え付けるのもまた旧来の「学校」なのです。
もちろん、大谷も普通に「学校」に通っていたわけですから、一概に旧来の「学校」が悪いというのではありません。
しかし、この番組でも実感された方が多いと思いますが、やはりお父さんの存在、それぞれのチームでの監督の存在、特にエンゼルスのジョー・マドン監督の存在は大きいですね。
いわゆる先生だけが教育者ではありません。まずは学校の先生がそのような意識を持つべきでしょう。また、先生自身が他から学ぶ姿勢を持たねばなりません。
学校の現場から少し距離を置き、遅ればせながら「社会」に出て(なにしろ幼稚園から半世紀以上ずっと「学校」にいた)、ようやく学校の壁を超えて世界から学ぶことができるようになりました。
また、「反面教師」として、旧来の「学校」の問題点、また良い点をシェアしていきたいと思っています。
大谷翔平に対しても、ただ「すげえなあ」だけでなく、近くて遠い「師」として注目し、そこから何かを学びとっていきたいと思います。
変化、進化していくことを楽しむ。守りに入らず攻める。数字や記録にこだわらない。まず「今」に集中する。簡単なようで難しいですよね。
このタイミングでこの番組を観ることができて良かった。世の中には無数の「師」がいます。いや、自分に出来ないことができる全ての人は、自分の「師」となります。つまり、全人類、いや動物も植物も物質でさえも、自分以外全てが「師」となりうるのです。
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