フランシスコ・コレア・デ・アラウホ 『モラレスの戦い』
最近は静岡市の実家にいることが多く、今まであまり顧みなかった駿河の歴史にも興味が湧いてきました。特に武田氏との関係。ウチは両親とも駿河の武田系ですから。
そうしますと、やはり気になるのは大久保長安ですよね。さらには大久保長安と本多正信との関係。それから有馬晴信…そんな中、今日は八王子と大月からお客様がいらして歴史談義。徐福から大久保長安まで秦氏ネタで大いに盛り上がりました。いろいろ勉強になりました。
また、お客様がお帰りになった後、タイムリーにNHK「英雄たちの選択」の「家康が夢見た“開国”」の録画を観ました。
その中でマニアックなところで興味を持ったのは、慶長16年(1611年)5月、スペイン王国の大使ビスカイノが家康に謁見する際、駿府城にトランペットを鳴らしながら入城したという記録です。
当時のスペインで有名な音楽家といえば、フランシスコ・コレア・デ・アラウホでしょう。彼の曲が演奏されたかどうかは定かではありませんが、こんな感じの音楽が400年前の駿河に響き渡ったかもと考えると面白いですね。
スペインとしては世界を席巻している王国の威厳を示すために、こういう勇ましい音楽を奏でたことでしょう。当時の駿河の町人たちには、いったいどんな風に聞こえたのか。想像するだけでも楽しいですね。
この番組でも語られていましたが、当初の家康は開国派でした。江戸時代というと鎖国のイメージが強くありますよね。鎖国時代の出島も含めると、案外バロック音楽が国内で演奏された可能性は高いのです。その時、もしかすると絹絃が使われたのではないかというのが私の妄想です。
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