『その名はフジヤマ〜Se llama Fujiyama』
ブログで紹介する音楽ジャンルが、あまりにも幅広いと、自分でも呆れております(笑)。
カミさんの影響は大ですね。二人の好きな音楽がめちゃくちゃ噛み合わなかったのが功を奏しまして、お互いの音楽世界が倍以上に拡がりました。
さてさて、富士山に住んでいる歌好きでありながら、なぜかこの曲を紹介していませんでした。そして、バンドとしても演奏してない。これはやらねば。
「その名はフジヤマ」、1961年のトリオ・ロス・パンチョスが来日した際に、オリジナル曲として発表され大ヒットしました。
富士山ではなく「フジヤマ」を日本人に再び意識させたという意味でも歴史的な名曲です。歌詞もシンプルでいいですね。
では、まずロス・パンチョスのオリジナル音源を聴いてみましょう。
日本の大衆楽曲は、世界中の様々なジャンルの音楽を融合して発達しましたが、戦後特にラテンの影響は大きかった。中庸なリズムと哀愁あふれるコード進行やメロディーは日本人にすんなり受け入れられました。
もちろん、南米と日本人の縄文以来の(?)文化的、経済的交流というのもありますよね。地球の裏側でありながら、世界のどこよりも身近に感じているという。
ですので、日本人にもたくさんのラテン系歌手やバンドが誕生しました。その中でも、ギタリスト、歌手として本場でも認められたのは、アントニオ古賀さんでしょう。
「その名はフジヤマ」はパンチョスが古賀さんに送った曲であるとも言われています。そのアントニオ古賀さんの素晴らしい演奏も聴いてみましょうか。
いいですね〜。そうそう、最近では渥美二郎さんがカバーしています。渥美さん、演歌歌手のイメージがありますが、元々長いこと流しをやっていましたから、実はギターもめちゃくちゃ上手いんですよ。
最近の渥美さんのアルバムは、ジャズやラテンに挑戦したものです。これを機会に、歌手としてはもちろん、ギタリストとしての渥美さんの魅力も改めて味わってみたいものです。
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