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2021.09.16

中川翔子 『綺麗ア・ラ・モード』

 

 れもまた、「ザ・カセットテープ・ミュージック」最終回で「サビ渡し」として紹介された筒美京平作品。

 京平先生、晩年の代表作ですね。

 「サビ渡し」…たしかにこの曲の魅力はサビに入るあの一瞬に凝縮されていますね。

 番組ではしょこたんの歌うメロディーとベースラインの対称性からコード進行を分析していましたね。なるほどでした。

 この半音進行による(結果的にハーフディミニッシュを経由する)「サビ渡し」、この曲のアレンジャーである本間昭光さんがインタビューで言っていましたが、京平先生のデモテープですでに示されていたとのこと。そして、百戦錬磨の本間さんも「お〜、そう来たか」と思ったようですね。

 この「サビ渡し」、おそらく過去にもどこかで使われたコード進行だと思いますが、ちょっと思い浮かびません。もしかして京平先生のオリジナル?

 曲の方につい興味が行きがちですが、作詞は松本隆さんです。とっても素敵な歌詞ですよね。女の子の気持ちを表現する天才だなあ。

 もちろん中川翔子さんの歌も素晴らしい。さすが小さい時から四谷のシャンソンバー「蟻ん子」に通っていただけのことはある。しますえよしおさんの歌声聴いて育ったわけですから。

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