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2021.09.16

中川翔子 『綺麗ア・ラ・モード』

 

 れもまた、「ザ・カセットテープ・ミュージック」最終回で「サビ渡し」として紹介された筒美京平作品。

 京平先生、晩年の代表作ですね。

 「サビ渡し」…たしかにこの曲の魅力はサビに入るあの一瞬に凝縮されていますね。

 番組ではしょこたんの歌うメロディーとベースラインの対称性からコード進行を分析していましたね。なるほどでした。

 この半音進行による(結果的にハーフディミニッシュを経由する)「サビ渡し」、この曲のアレンジャーである本間昭光さんがインタビューで言っていましたが、京平先生のデモテープですでに示されていたとのこと。そして、百戦錬磨の本間さんも「お〜、そう来たか」と思ったようですね。

 この「サビ渡し」、おそらく過去にもどこかで使われたコード進行だと思いますが、ちょっと思い浮かびません。もしかして京平先生のオリジナル?

 曲の方につい興味が行きがちですが、作詞は松本隆さんです。とっても素敵な歌詞ですよね。女の子の気持ちを表現する天才だなあ。

 もちろん中川翔子さんの歌も素晴らしい。さすが小さい時から四谷のシャンソンバー「蟻ん子」に通っていただけのことはある。しますえよしおさんの歌声聴いて育ったわけですから。

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2021.09.15

「また逢う日まで」のベース

 

 ゥエルビの「ザ・カセットテープ・ミュージック」が最終回を迎えてしまいました。

 最終回も相変わらずのノリで楽しいまま終わっていきましたが、いつか復活してほしいですね。

 最終回の「閉店セール」で投げ売り(?)された楽曲の中で、テーマとは外れますが、あらためて「すごい!」と思ったのは、尾崎紀世彦さんの「また逢う日まで」。言わずもがな筒美京平さんの名作です。

 けっこうのちの草書体の歌唱を聴くことが多かったので、逆にこのオリジナル・ヴァージョンが新鮮に聴こえました。

 特に楷書体の歌唱のおかげで、いつもはあまり気にしなかったベースラインに正直萌えました。

 編曲も京平先生ですので、ある程度のベースラインも作ったと思いますが、これはやはり奏者のセンスが加わっているでしょう。いったい誰?と思ったら、ああ寺川正興さんか。

 往年の名ベーシストですよね。歌謡曲やアニメ作品でブイブイ言わせていました。

 この「また逢う日まで」では、尾崎紀世彦さんのヴォーカルとベースの絡みで聞かせるところも多い。非常に効果的ですよね。

 ベースのタブ譜の動画もありましたので、興味のある方はぜひ。私も娘に弾かせてみます。

 

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2021.09.14

自民党総裁選(中田敦彦のYouTube大学)

Th_unknown_20210915092201 ングメーカーの山口さん、今度の自民党総裁選どうなると思いますか?…とのご質問を受けましたので、書けることを書きますね。

 それにしても「キングメーカー」とは!ww

 正確に言うなら「キングメーカーメーカー」でしょうかね(笑)。たしかに今回も私の周辺がにわかに騒がしくなってきております。

 というか、身近な人ばっかりです、今回の候補者。河野さんの奥さんは同級生ですし、高市さんとは共通の友人がおりますし、岸田さんは…期せずして今一番近い関係かもしれません。

 この御三人、自民党らしく左中右バランスいいですね。政策的にその三つのどこに舵を切るのかというのも興味津々ですが、それよりも世代交代、新旧交代に注目が行っていますよね。

 いや、キングの世代交代よりも先に、キングメーカーの新旧交代が起きつつあるので、その新KMの意図(動向ではなく)が結果を左右しますよね。

 KMMとしてその新KMの意図を読み取りますと、これは案外「中」に落ち着くのではないかと思うのです。

 KMとしては、とりあえず河野さんの過半数超えを防ぎ、そして2位3位連合で逆転というシナリオもありでしょう。とりあえず高市さんを推すことで保守派の納得も得られますし。

 たしかにこのご時世、政治に大きな変革があることは危険をも伴います。今は新しいことよりも、安定したコロナと経済対策でしょう。

 そして、その二つの本質が「第三次世界大戦」だとすれば、その裏で現実的(現代的・未来的)かつ堅実な防衛力と外交力を高める必要があるのは当然です。

 とはいえ、政局は政局。皆さんがおっしゃるとおり衆議院議員選挙前ということもあって、それぞれの議員さんの思惑は自己保身に向かうでしょう。その中で裏切りもあるでしょうね。生き残りをかけた戦国時代ですよ。

 そのあたりについて、中田敦彦さんが面白く解説してくれています。そういえば、これで中田さんの結婚にも関係してたんだっけ。たしかにキングメーカーですね、私は(笑)。

 

 

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2021.09.13

火山の冬は来るのか

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  日は、昨日録画したウルトラセブン「零下140度の対決」を観ました。

 シリーズの中でも名作の一つの数えられる作品です。

 ウルトラセブンの活躍はほとんどなく、地球防衛軍やカプセル怪獣ミクラスの極限での頑張りが目立つストーリーでした。実際、寒冷化を起こした張本人のポール星人に、セブンはダメ出しされてしまいますし。

 極寒の中、破壊された原子炉を修理するシーンは、福島第一原発はもとより、太平洋戦争での日本軍の無茶な作戦を思わせるところもありました。なかなか深い人間ドラマ、そして日本文化論になっていますね。

 あらすじはこちらの動画でご確認ください。大量の雪を作ったり、最後は霧ヶ峰でロケをしたり、ウルトラホークや怪獣ガンダーの操演も気合いが入っています。すごい時代でしたね。ちなみに脚本の金城哲夫さんが一瞬の演技で出演しています。

 さてさて、零下140度はまあ行き過ぎとして、人類にとって「寒冷期」「氷河期」というのは、案外普通の時代でした。そして、その時代にこそ、私たち人類は生物的にも文化的にも進化を遂げたと言われています。

 最近、こんな記事を読みました。

人口を10分の1に減少させた超巨大火山、いまも危険な状態にある

 いわゆる「トバ・カタストロフ」ですね。7万年前のトバ火山の噴火規模はカテゴリー8。ちょっと前に紹介した白頭山や十和田の火山爆発指数は7ですから、それ以上の地球史上最大の噴火の一つなのです(ほかには北米のイエローストーンなど)。

 トバ火山の噴出物よって地球の気温は5度下がったと言われています。その中で、それまでの生物の大半は死滅し、生き残ったのが現在の地球上の生物の直接の祖先となります。ホモ類ではネアンデルタール人とヒトが生き残りました。

 地球の温暖化が叫ばれて久しくなります。カーボンフリーなんていう言葉もよく耳にしますね。

 温暖化はある程度予測でき、またコントロールや対処が可能ですが、火山の噴火や隕石の落下による寒冷化は突然、大規模に起きます。人間の都合は関係ありません。

 上の記事にあるとおり、近い将来、カテゴリー8の噴火が起きる可能性もありますし、7であれば明日にでも起きておかしくありません。

 人類の進化といえば、歴史上ウイルスもそのきっかけを作ってくれましたが、こうして火山や隕石もまたその働きをしてくれます。

 ウイルスも噴火も、近視眼的人間にとっては「災害」ということなりますが、実はそれらのおかげで今の私たちがいるということであり、それを知っていたのか、日本では「荒魂」も排除せず、「和魂」とともにしっかり祀ってきたのでした。

 ウイルスも「物の怪」として畏怖されてきたわけで、今こそそうした考え方、感じ方を、日本人は思い出してもいいのではないでしょうか。

 はたして火山の冬は来るのか。その答えは決まっています。「いつか100%来ます」。

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2021.09.12

『若者のすべて』が教科書に!

 昨日、KANSASのライヴをおススメしましたが、そういえば10年前にKANSASとフジファブリック(志村正彦くん)の類似性について書きました。

 その記事を今見ると動画が消えてしまっているので再掲しますね。ちょっと長いのですが、今日のテーマにつながっていきますので。

(2011.02.21)

 地平線を越えて(Live at 両国国技館…これ行ったなあ…)

 日、「プログレ」の話が出ましたね。私の音楽のルーツの一つは間違いなくプログレです。そう言えば私、一時期「プログレッシヴ・バロック」という古楽バンドやってましたっけ。ま、それほどそういう世界が好きだということです。
 プログレというのは面白いもので、本来アンチクラシック音楽(近代西洋芸術音楽)、民俗音楽回帰というところから始まったはずのロックが、「芸術性」すなわち「複雑さ」「構築美」(最初の変換が「好乳首」になってしまった…爆笑)を求めるという、ものすごい自己矛盾の上に成り立っているんですよね。
 ま、一絡げには言えませんけれど、いろいろな国にそれぞれの民俗音楽と芸術音楽があって、それらをそれぞれの国のロック・ミュージシャンたちが、なんとか融合しようと頑張った時代があったわけです。
 その結果、だいたいがまた新しい矛盾に遭遇することになりました。それは「難解さ」が生む「非大衆性」です。本来大衆音楽であったはずのロックがどんどん難しくなっていって、一度聴いても分からないような方向に行ってしまった。
 日本のプログレもそうだったんです。それはそれでマニアックなジャンルとして魅力的でしたがね。しかし、なかなか商売にはならなかった。自己矛盾は自己矛盾のままだった。
 私も、自分自身がそういう音楽を求めていた時もありますから、この分野に関してはかなりうるさい方だと思いますが、上記のいろいろな事情を考慮した上でですね、フジファブリックの「地平線を越えて」はすごい曲だと思います。
 つまり、そうした自己矛盾を見事に昇華しているということです。8分の12の複合拍子を基本に、変拍子やポリリズムなどを含むことや、また、特殊な転調や先の読めない展開、メロディーではなくパッセージ(リフ)の積み重ねなど、いわゆるプログレの王道をしっかり押さえつつ、メロディー的には日本古来の四七抜きと西洋音階を巧みに混合し、加えて、日本語の譜割りが実にお見事。開音節構造から生まれる単調なシラブルを羅列することによって、音楽的なポリリズムを意図的に無意味化しているところがあります(なんて、いかにもプログレな分析、解説でしょ?)。
 私は、この曲を初めて聴いた時、この志村正彦という男はいったい何者だと思いましたよ。こんな若者がいるのか!これは天才だ。その時は、まさか彼が富士吉田の青年だとは思いもよりませんでした。
 そして、この曲を聴いて、音作り的にはイエスなども想起されましたが、なにより私の印象と重なったのは、アメリカン・プログレの雄、カンサスのこの曲です。「ポートレイト」。
 ELOと並んで、私にヴァイオリンを始めさせたバンドの一つが、このカンサスです。中一の時、こんなのを盛んに聴いていたんですからね、ずいぶんとませたガキでした。てか、みんなこういうの聴いてましたよ、あの時代は。

 

 

 さて、ここからどんな話になりますかと言うと、志村正彦作品「若者のすべて」が音楽の教科書に!という話です。

NHKのニュース

 「若者のすべて」。言うまでもなく志村正彦くんの代表作です。彼亡き後も含めてフジファブリックの代表作と言っていい。

 もちろん志村くんも喜んでいることでしょう。しかし、一方で「若者のすべて」を「代表作」とされることにはどうでしょうか。

 そう、KANSASですと、彼らが得意とする難解なプログレ作品ではなく、美しいバラード「Dust In The Wind(すべては風の中に)」が最も有名な作品となりました。

 

 

 そういうことってよくありますよね。一番売れた曲が「らしくない」ということ。

 フジファブリックの「若者のすべて」もそういう曲だと言えましょうか。

 もちろん、とんでもない名曲なわけですし、当時初めて聴いた時もちゃんと「志村正彦らしい!」と思ったのですが、たとえば最近の若者がこの曲からフジに入って、その他の「(いい意味で)変態的な曲」を聴いたら、ちょっとビックリするかもしれませんね。彼(彼ら)にしてはシンプルな楽曲ですし、歌詞も妙にピュアです。

 旧作から、志村くん最後のアルバムになった「クロニクル」まで変わらず底流する、志村くんらしい抒情性と表現することもできますし、アレンジのちょっとした「面白さ」も彼ららしいと言えますが、やはりどこか屹立した異彩を放っていることもたしかです。

 これって天才によくある「あれ」でしょうか。亡くなる直前も、あまりに「降りて」きすぎて、器たる彼は眠れなかったと。それを書き留めた付箋が壁中に貼ってあったと。

 あの頃の志村くんは、すっかり地平線も自我も越えてしまっていたということでしょうか。そして故郷に一度帰ってきて、そして永遠の旅に出てしまった。

 いずれにせよ、彼の「代表作」が、高校の音楽の教科書に掲載されることになりました。これは本当にすごいことです。

20210913-124625 教育芸術社のMOUSAに掲載されるポピュラー作品の一覧を見てみましょう。

 なかなかマニアックな選曲ですよね(笑)。

 「若者のすべて」は2000年代の代表作品として選ばれたとのこと。

 志村正彦が、服部良一、いずみたく、村井邦彦、山下達郎、織田哲郎らと肩を並べたというのは、純粋に嬉しいですし、とんでもないことだと思います。よく見れば、加藤和彦、甲本ヒロトもいるではないか!米津もたしかに新しいソングライター形ですかね。

 いろいろ小難しいこと書いてきましたが、とにかく、志村くん!おめでとう!ですね。

 なにしろ学校で教えられるのですから。バッハやモーツァルトや八橋検校と並んで!

 さあ、あらためてこの時代を飾る名曲を聴いてみましょう!

 

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2021.09.11

Kansas - Live in Atlanta 2002

 

 日のABBAは40年ぶりに復活しますが、オリジナル・メンバーが亡くなってしまって、それが叶わないバンドの一つ「カンサス」。

 もう2ヶ月近く前になってしまいますが、私の人生を変えたロック・ヴァイオリニストの一人、ロビー・スタインハートが71歳で亡くなってしまいました。

 アメリカン・プログレという絶妙というか微妙な位置が、なんとも当時(中学生)の私好みだったカンサス。分かりやすさと分かりにくさ、田舎と都会のバランスということで言えば、先日紹介したバロック時代のブクステフーデに近いかもしれません。

 このライヴはオリジナル・メンバーによるリユニオン。このあと、再び解散ということになってしまいますが、およそ20年ぶりの再集合とは思えないほどのクオリティーの高さです。

 もともと腕達者ぞろいのバンドであり、その複雑な楽曲を完璧にライヴ演奏するというのも売りでした。

 楽器だけではなく、歌がうまい人がたくさんいる。スタインハートも正直ヴァイオリンよりヴォーカルの方がうまかった…かも。

 とはいえ、70年代、80年代のライヴでのスタインハートのヴァイオリンよりも、この21世紀の演奏の方がずっと安心して聴いていられますね。

 とにかく、今、私がバロック・ヴァイオリンを弾いているのは、スタインハートさんのロック・ヴァイオリンのおかげなのでした。ありがとうございました。ご冥福をお祈りします。

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2021.09.10

ABBA 『That's Me』

 40年ぶりにニューアルバムがリリースされるABBA。まんま世代のオジサンにとっては、この世知辛い時代の中、この上ないプレゼントであります。

 このブログでも、日本版ABBAである「サーカス」の「今」については何度か書いてきました。アルファレコード関係もありまして。

 一方、本家については案外書いていませんでした。娘たちも含めて家族みんなABBAの大ファンなんですけどね。

 さきがけて発表された新曲2曲の日本語訳詞付き動画を貼っておきます。両曲とも素晴らしい。アルバム、期待大です。

 

 

 

 さてさて、せっかくですので、かつてのABBAの楽曲のイチオシをおススメしておきましょう。この曲ご存知ですか?

 世界一般には「ダンシング・クイーン」のB面として知られています。日本では「ダンシング・クイーン」のあとにシングルA面として発売されました。

 それほどヒットしたわけではありませんが、なんというかポップスの王道中の王道、これでもかというコード進行(プチ転調の連続)が心地よい。こういう北欧的なコテコテポップセンスが、日本の歌謡曲的であり、私たちの心の琴線を震わせる部分ですね。うん、いい曲だ。

 

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2021.09.09

重陽の節句

 日は9月9日。重陽の節句です。陽が重なるのですから、とってもいい日です。

 いい日なのですが、個人的には公私ともに忙しく、なかなか時間が取れません。

 ですので、今日は「重陽の節句」について、羽賀ヒカルさんにご説明願いましょう。私が言いたいことはだいたい言ってくれています。ありがとうございます。

 どうぞ御覧ください。お聞きください。

 

 

 

 

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2021.09.08

ドコモ HOME 5G (5G対応ホームルーターHR01)

Th_docomohome5g001 士山の我が家のインターネット環境は非常に悪かった。いまだにADSLでしたし、それも年々速度が落ち(下り1Mbps、上り0.1Mbps!)、ほとんど嫌がらせ(光回線にしろということ?)を受けているような状況でした。

 しまいには固定電話の調子まで悪くなり、ここ1ヶ月ほどは通話ができない状況でしたので、先日回線ともどもADSLを解約しました。

 で、光回線にしたかというと、工事とか面倒くさいですし、近所の人に聞くとそれほど速度も出ないということなので、思い切って最近発売されたdocomoのHOME5Gを導入しました。

 もちろんここでは5Gではなく4G。それも受信時速度225Mbps~37.5Mbpsの地域。まあ、それでも現状よりはかなり改善されるであろうと予測していました。

Th_-20210910-84147 結果、下りは安定して100Mbpsくらい出ています。つまり、ちょっと前より100倍速いということで(笑)。上りはそれほど早くありませんが、それでも今までより100倍くらい速い(笑)。実用上問題ない速度ですね。

 比較的近くにdocomoの基地局があり、また、この辺りは人口密度が低く、回線が混み合うということもありません。ようやく普通の環境になりましたな(笑)。

 今のところ通信も安定していますし、快適に過ごしております。家族のストレスもかなり低減され、結果平和度が増しました(笑)。そりゃそうだよな。いくら我が家は不便を楽しむ文化があるとはいえ、今やライフラインとなったインターネットが時々止まるようじゃイライラする。

 ここに5Gの電波が飛ぶようになるのは、おそらく10年後くらいだと思います。その頃には都会は7Gとかになってるのでしょう。

 料金体系もシンプル。縛りもなく、今なら機器は実質0円ですからおススメですよ。他社も対抗してくると思いますが、やはり将来的にもNTTドコモの「余裕」はいろいろな面で有利だと思います。

公式

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2021.09.07

ブクステフーデのシャコンヌ・パッサカリア

 

 日の大バッハが尊敬していた先輩、ブクステフーデ。フリードリヒ大王からすれば、それこそ古臭い音楽であったと思いますが、私からしますと、どこかバッハよりも新しささえ感じさせる音楽です。

 このアルバムは14年前にこちらで紹介しておりますが、YouTubeで聴くことができるような時代になりましたので改めて紹介します。

 14年前にも書いていますとおり、これこそ400年後の日本の私が最も好きなタイプの音楽です。なんなんでしょうね、これは。理屈では説明できません。前世はプロイセンの人だったのかな(笑)。

 演奏しているバンドの名前にもなっている「スティルス・ファンタスティクス(幻想様式)」が好きなのでしょう。つまり、バッハほど型にはまらない自由な即興性というか、どこか懐かしい、ちょっとお酒が入った時の歌のような感じ(?)のメロディーが魅力的なのでしょう。

 このアルバムではシャコンヌやパッサカリアといった輪廻する低音(循環バス)の曲が取り上げられていることですが、その定型の上に展開する伸び伸びとした旋律がやはり良いのです。

 ここではオルガン作品として有名なシャコンヌやパッサカリアが、室内楽版に編曲されて演奏されており、よりその歌心が際立つようになっています。

 この録音では取り上げられませんでしたが、私がブクステフーデの作品の中でも特に好きな「シャコンヌ」をオマケに貼っておきましょう。ヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバと通奏低音のためのソナタ変ロ長調の冒頭楽章です。

 大学の時、この演奏を初めて聴いた時の衝撃は忘れられません。

 

 

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2021.09.06

バッハ 『「音楽の捧げもの」より6声のリチェルカーレ』

 

 位法時代が終わりを告げようとしていた頃、あえてその極致を当時最新の楽器であったフォルテピアノで即興演奏した大バッハ。

 フリードリヒ大王が提示した「意地悪な」主題。なにしろ、B♭以外の音は全て含まれるという、ある意味気持ちわるく、また和声的に料理しにくいテーマですから。

 それを元に、バッハはジルバーマンのフォルテピアノにて(おそらく)3声のフーガを即興演奏しました。それがのちに献呈楽譜に含まれる「3声のリチェルカーレ」の原型でしょう。

 王は3声の出来栄えに驚嘆し、さらに意地悪に「6声」のフーガを即興演奏せよと命じたと伝えられています。バッハはそれはさすがに無理として、のちにこの6声のリチェルカーレを作曲して献呈したと。

 私の直観ですが、どうもこの話は怪しいような気がします。バッハのことですから、6声でも即興できたことでしょう。

 おそらく王は3声ですでに満足したのではないでしょうか。それを見て、もっとできますよ的な感じでのちに作曲して献呈したのではないでしょうか。

 この6声のリチェルカーレは鍵盤楽器用の二段譜ではなく、各声部別々に記譜されています。しかし、実際には一人で演奏できるというのも、ある意味王を驚かせる仕掛けだったのではないでしょうか。実際バッハが御前演奏したのでしょうから。

 リチェルカーレとは、フーガ以前の対位法的様式を表す言葉だそうです。あえてそうした古臭い単語を使いつつ、しかし実は折句(縦読み?)になっているというのも面白い。

Regis

Iussu

Cantio

Et

Reliqua

Canonica

Arte

Resoluta

 これはラテン語で「王の命令による楽曲、およびカノン技法で解決せられるほかの楽曲」という意味になるとのことです。

 こんなところにも、バッハの洒落っ気…いや、一種挑戦的な姿勢が感じられますね。

 フリードリヒ大王は、バッハの次男カール・フィリップ・エマヌエル・バッハに音楽を習っていました。エマヌエル・バッハは、父の才能を継いだ天才肌の作曲家でしたが、その作曲様式は父からかけ離れ、当時の最先端を行くものでした。

 そんなこともあって、老バッハの、時代の流れに抗う気持ちというか、ほとんど意地のようなものを感じさせますね。

 今でも40年前のシティ・ポップがリバイバルするくらいですから、まあ当時も古臭いけれど逆に新しく聴こえるなんてこともあったことでしょう。

 まあ、とにかく、新しい音楽は息子たちに任せたということなのでしょう。

 もう一つ、あえて言うなら、この大王の「意地悪な」テーマのおかげで斬新な和声が生まれ、それがのちの古典派やロマン派につながっているという皮肉もあります。たしかにもうバロックではないですね、これは。21世紀の音楽にも聴こえてしまう。

 と、そんな当時の空気を想像しながら聴くと、またこの曲は趣深い。時代を超えた名曲です。

 

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2021.09.05

パラリンピック閉会式

Th_unknown_20210907130201 ラリンピック閉会式にて「TOKYO 2020」が2021年の今日終わりました。

 1940年の東京オリンピックのように中止にはなりませんでしたが、まさかの1年延期。いろいろな意味でオリンピック史上に残る大会となりました。

 様々な問題を抱えたまま始まってしまったオリンピック開会式。それに比べてこのパラリンピック閉会式はそれら問題や競技での感動をも「多様性」の中に取り込み、見事な「調和」の中に大団円を現出しました。

 そういう意味では、実に「後味の良い」大会となりましたね。終わり良ければ…ではありませんが、このパラ閉会式の持つ責務は、私たちが考えている以上に重かったと思います。

 終わりは始まり。「未来への継承」という意味においても、見事なセレモニーになっていたと感じました。

 この素晴らしい閉会式の総合ディレクターを担当したのは小橋賢児くん。

 こちらに書きましたように、彼とは昨年12月に一緒に食事をしまして、直接彼の過去と現在と未来についてお話をうかがいました。

 上記の記事では「来年は一緒に何かできるかもしれません」などと寝ぼけたことを書いていますね。いや、実は…ないない(笑)。

 彼の得意とする花火やプロジェクション・マッピングといった光の技術やセンスはもちろん、誰に対しても愛と敬意を持つことを忘れない彼のパーソナリティが、見事に歴史に残る数々のシーンを演出してくれました。

 素晴らしい仕事をしてくれましたね。次にお会いする時には、心より感謝を申し上げたいと思います。

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2021.09.04

『かぐや姫』 田中喜次監督作品(昭和10年)

 

 谷英二撮影の幻の作品、今日85年ぶりに上映される「かぐや姫」。残念ながらチケットが取れず今回は観ることが叶いませんでした。

 田中喜次は教育映画や初期のアニメ映画で活躍した人。この映画はイギリスの日本協会からの委託で製作されたとのことです。

 円谷や田中の作品という意味でも興味深いのですが、私としては宮城道雄の音楽に興味がありますね。クレジットでは「Music Composed by…」となっているので、作曲が宮城道雄ということですね。

 オーケストレーションは誰でしょうか。時代的には下総皖一かなあ。宮城は昭和10年当時、東京音楽学校の講師。下総は助教授でした。

 今日はたまたま上野の東博で要人にお会いする用事があり、藝大に通う娘のところに来ているのですが、旧奏楽堂や谷中霊園の宮城道雄のお墓などを巡るにつけ、その当時の日本音楽界、特に作曲界の活気を感じることができました。

 この映画での宮城の音楽からも分かるとおり、西洋音楽を巧みに取り入れつつ、日本の音楽を充実させていく姿勢は、まさに聖徳太子の「和」の精神そのものですね。

 実際、開国し和魂洋才を目指し、国際化した当時の日本人にとって、聖徳太子というのはまさに心の支えでありました。明治天皇を聖徳太子になぞらえることもありましたし。

 今日もその要人の方や東博の研究員の方とも話ましたけれど、戦後の聖徳太子軽視の傾向はついに極まって、聖徳太子不在論、さらには教科書からその名を消すという動きまで出ていることは憂慮すべきことです。

 そんなこと言ったら、西方の厩戸皇子たるキリストも否定しなければなりませんよね。まったくぅ。

 …と、話がそれてしまいましたが、それこそほとんど無視され否定されている戦前の文化の正しい評価、復興というのもそろそろ始めねばなりませんね。この「かぐや姫」も早く観てみたい。

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2021.09.03

日本元気プロジェクト2021 世界遺産ランウェイ in 富士山(富士吉田) - FASHION MOVIE

 

 慣れた富士吉田の街がこんなふうに見えるようになるとは。

 昨年亡くなった山本寛斎さんの遺産「日本元気プロジェクト」。

 グローバルに活躍した寛斎さんは、誰よりも日本を愛していました。

 真の愛国者こそ真のグローバリスト…これは仲小路彰の理念であり、たとえば世界的ソプラノ歌手三浦環はそれを標榜し、実践した人でした。

 寛斎さんは加藤登紀子さんとも同じ事務所で仲良しでしたから、当然、仲小路彰のことを知っていたはずです(加藤登紀子さんの旦那さん藤本敏夫さんは仲小路フリークでしたし、加藤さん自身も仲小路の歌曲を歌っています)。

 そういう意味では、この富士北麓で寛斎さんの思いを爆発させたこのムービー、それこそ寛斎さんが最も喜んでいるかもしれません。

 縄文から昭和・平成に至るまで、様々なレイヤーの「遺産(遺跡)」が詰まっている富士吉田。もしかすると、こうして「未来のファッション」を花開かせることによって蘇るかもしれませんね。そんな予感がしました。

 メイキング・ドキュメンタリーも実に興味深い内容です。若い皆さんのコンセプト、思いが、私の知っている「能装束」の世界観に似ているので驚きました。ぜひご覧ください。特に富士吉田の皆さん!

 

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2021.09.02

ダークサイドミステリー 「なぜ人は陰謀論にハマるのか?イルミナティとアメリカ」(NHK)

Th_unknown_20210903140301 日の話の続きで言いますと、私は人工地震によって富士山を噴火させる張本人なんだそうです(笑)。

 陰謀論者なんてそんな程度の人たちです(陰謀論者の皆さん、スミマセン)。

 今日のNHKダークサイドミステリーによれば、私は、陰のそして悪の巨大権力者ということになりますね。なんでバレてるんだ?ww

 実はかく言う私も陰謀論者です。自分の想定外のモノは、実は見えない意志による謀りコトであると考えています。

 ただ、一般的な陰謀論者の皆さんと違うのは、私が「陰の巨大権力者」を感じるのは、予想外に「良いこと」が起きた時なのです!

 つまり、想定外の慶事に見舞われた時、神様なのか仏様なのか、あるいはもっと身近なところで言うと亡くなった方々(猫含む)のおかげだと思うわけです。

 正直、悪の陰謀は、こうして様々語られている時点で、すでに「陰謀」ではありません。

 ですから、本当の陰謀とは、誰も語らない「良き陰謀」なのです。おわかりになりますでしょうか。これは大切な真実です。

 というわけで、私は「良き陰謀」に乗っかりながら生きていきたいと思っております。

 ちなみに、気がついていないという意味で「陰謀」になってしまっているのは、コミンテルンの策謀ですね。彼らのそれは、長期間にわたって静かに進行しますので、結果として「陰謀」となってしまうのです。私にとっては、それらは陰謀ではなく単なる謀(はかりごと)なのです。

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2021.09.01

防災の日にちなんで…貞観の富士山噴火

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 日は防災の日。私にとって最も身近な災害は富士山噴火です。

 特に青木ヶ原樹海に隣接する地域に住んでいる者として、常にその莫大なエネルギーを感じることができるのは、およそ1200年前の貞観の噴火ですね。

 まずは、貞観の噴火に始まる東日本の大活動期について復習してみましょう。

864年貞観の富士山噴火→869年貞観の三陸沖地震(津波)→887年仁和の東海・東南海・南海連動型地震→888年八ヶ岳水蒸気爆発?&山体崩壊→915年十和田大噴火(日本史上最大規模)

 およそ50年の間にこのような災害が発生しました。10年前に東日本大震災を体験した私たちは、今まさにこうした活動期の真っ只中にいることを忘れてはいけません。たった10年しか経っていないのですから。

 8月20日に富士山が噴火する…という謎のウワサが広まりましたが、何事もありませんでした。ちなみに予言の出どころとなったのは「たつき諒」さんのマンガですが、ツイッターに現れたその偽物さんに、私もフォローされておりました(笑)。やっぱり富士山関係だったのでしょうかね。

 ただ、ここのところ富士山のラドン濃度の乱高下がありまして、多少なんらかの動きがあるように感じられます。もちろん、それは日常的な富士山の通常の活動の範囲内であり、それほど心配してはおりません。

 私は自衛的にラドン濃度の計測をしているわけですが、正直それで噴火の兆候をつかめるのかは分かりません。ただ、何もしないよりは、毎日の検温やご機嫌伺い程度であっても、やっておいた方がいいかなと。

Th_img_7960 さてさて、今日は、そんな貞観の噴火のエネルギーを伝える「鳴沢コウモリ穴」に久々に潜ってきました。

 西湖のコウモリ穴が有名ですが、あそこはすっかり観光地化してしまい、面白くなくなってしまいました(かつては洞内で道に迷ってしまったことがあった)。鳴沢のコウモリ穴も、すぐ南側に大きな工場ができてしまい、そのために奥部で崩落があったと聞いていますが、それでもまだ1200年前の姿をとどめています。

 この洞穴は剗の海を埋めた長尾山溶岩の東端に位置しています。青木ヶ原樹海の東端でもあります。周辺には溶岩樹型や溶岩スパイラクル群などもあって、貞観の噴火を体感するには絶好のロケーションですよ。ぜひ我が鳴沢村においでください。

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