「諏訪〜なぜ人々は諏訪を目指すのか?〜」 (NHK ブラタモリ)
昨日録画した番組を観ました。ブラタモリ諏訪。面白かった!
私のルーツにもつながる諏訪。昨日も偶然、諏訪について語り、富士山麓の「諏訪」をフィールドワークしたところでした。
タモリさんの趣味からして、地質の話に終始していましたが、それはそれで興味深い内容でした。
そう、「文化=culture」は、まさに「cultivate」。土地、大地の特徴が、我々人間の生活を通して発現したものです。
ですから、諏訪独特の文化あるいは縄文文化というものは、諏訪の自然環境、日本の自然環境が、そこに住む人というメディアを通して表現した「芸術」なのでした。
番組でも最後に富士山が登場しましたね。本当に諏訪から富士山が見えるというのは奇跡的なことです。
人々は諏訪を目指し、そして次はそこから富士山を目指す人々が現れました。私もそうかもしれません。
その道はシルクロードでもあります。
もうすぐ吉田の火祭り。公式のポスターにも「北口本宮冨士浅間神社」と書いてありますが、それは間違いです。火祭りは諏訪神社の例大祭すすき祭りの前夜祭です。
もっと言えば、御射山(みさやま)祭の富士山版です。火祭りとすすき祭りは御射山祭と全く同じ日に行われます。また、ススキが主役になるのも共通。そして、それぞれの裏には国常立尊が存在しています。
今年の火祭りは規模縮小ながら行われます。これを機に基本に立ち返って、諏訪湖(と八ヶ岳)と富士山を結びつつ、火祭りとすすき祭りを楽しみたいですね。
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