マッカーサーを迎える厚木飛行場(記録映像)
昭和20年の今日、進駐軍のダグラス・マッカーサーが厚木基地に降り立ちました。あの有名な、サングラスをしパイプをくわえてバターン号のタラップを降りるシーンは、日本人なら誰しも一度は見たことがあるでしょう。
その前後の貴重な映像がこちら。
先日、終戦を認めなかった厚木航空隊事件について少し書きました。詔勅が出ても収まらず、仲小路彰の「我等斯ク信ズ(勝テリ)」が出ても収まらず、結局22日に高松宮が直接出向いて説得にあたり(高松宮は富岡定俊少将を通じて昭和天皇と仲小路彰の意を伝えられていました)、ようやく収まったこの事件。
28日にはマッカーサーがその飛行場に降り立つことが決まっていましたから、それはもう大変なドタバタだったようです。
結局、暴動で荒れ果てた飛行場の整備などに時間がかかったようで、マッカーサーの到着は30日となりました。
そこからいわゆる「戦後」が始まった、そして今もそれが続いていると言っていいでしょう。そういう意味で、この日は今の日本にとってまさに記念すべき日であると感じます。
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