大谷劇場…野球の魅力
いやあ、今日の大谷翔平は素晴らしかった!
2打席連続ホームランはもちろんですが、最終回のサヨナラ走塁が最高でした。盗塁やり直しがあったから、ダイヤモンド一周以上走ったわけですね。
野球というスポーツの魅力については、何度かこのブログに書いてきました。
あらためて宇宙人的な視点から語りますと、こういうことになります。
「サッカーやテニスなど、他の球技に似たものは他の惑星にもたくさんあるが、野球は地球にしかない」
地球上でもかなり偏在していますよね。なにしろ特殊で不自然ですから。とにかくいろいろ不均衡。偶然性も高い。そして奇跡的。
それについては、いつか一度まとめますね。文化としての野球論も含めて。
そんな特殊な野球というスポーツを日本人が得意とする理由も当然あります。そこもまとめたいな。
とにかく野球の最高のステージ、MLBにおいて大谷がとんでもない歴史的な快挙を成し遂げつつあることに感動します。
本来、野球は非常に総合的なセンスと技術を要するスポーツですが、戦後は他の分野と同じく分業化が進んでしまいました。その流れを逆行させてくれているのが大谷なのです。
子供の頃、いちおう私も草野球では投手で四番でした(笑)。私より才能のある人は、高校野球までは投手で四番。大学に行くと分業が始まります。まるで理系と文系で分かれるように。
ですから、今、大谷がやっていることは、まさに世界の子供たちの「夢」なのです。夢が夢のまま実現する可能性を示してくれているのです。
こういう大人が、形式化、硬直化した「常識」あふれる世界に、いろいろな分野で現れてくれるのが理想ですね。
コロナ禍の中、本当に私たち日本人に、いや世界の子供たちに、いや大人にも、未来の夢を与えてくれる素晴らしい存在ですね。
明日の試合にも期待です。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- ジャンボ鶴田さん23回忌(2022.05.13)
- 野球の不思議(2022.04.29)
- 格闘技 いろいろと(2022.04.03)
- 『謝罪の王様』 宮藤官九郎脚本・水田伸生監督作品(2022.02.16)
- 【日本の論点】ひろゆき vs 上念司(2022.02.12)
「ニュース」カテゴリの記事
- THE BOOM 『島唄』(2022.05.16)
- 笑点神回…木久蔵さん司会回(2022.05.15)
- 出口王仁三郎 「天災と人震」(『惟神の道』より)(2022.05.14)
- 国宝 藤原定家「源氏物語 胡蝶」注釈書発見!(2022.04.20)
- 『まんが道 大解剖』 三栄ムック(2022.04.08)
「文化・芸術」カテゴリの記事
- 『シン・ウルトラマン』 庵野秀明 脚本・樋口真嗣 監督作品(2022.05.19)
- みうらじゅん×山田五郎 『仏像トーク』(2022.05.18)
- マカロニえんぴつ 『星が泳ぐ』(2022.05.17)
- THE BOOM 『島唄』(2022.05.16)
- 笑点神回…木久蔵さん司会回(2022.05.15)
コメント