養老孟司〜意識とは、学びとは
YouTubeのおススメに出てきたので聴いてみました。いろいろ納得しましたね。
先日、「土偶を読む」の竹倉史人さんとも話しましたが、いわゆるアカデミズム、教育の世界は「コト」の詰め込みばかりやっている。コトとは、私の解釈では、言語、知識、意識、(過去の)情報、随意を表します。
それはすなわち「ゴミ」でもあります。川の下流に流れ去っていく、自分とはどんどん無関係になっていくゴミです。まさに水に流すべき排泄物。
臨済禅師も言ってますね。「経典なんてトイレットペーパーだ」と。
それを一生懸命脳みそという入れ物に詰め込んで、その量を競っているのが、たとえば受験戦争。何やってるんでしょうね。
一方、養老先生の言う体験、実習というのは、一見過去のコトになってしまうように思えますが、そのコトがまとっているオーラの部分は未来に残っていく。それが私のいう「モノ」です。
ですから、「ものにする」とか「ものになる」というのが、教育の世界ではなかなか得にくいというわけです。
とにかく、このちっぽけな私たちのちっぽけな脳ミソの中に「真実(まこと)」があると信じることがダメなのです。「まコト」は、逆説的ですが「モノ」の向こう側にあるのです。
なるほど、生まれたらすぐに墓に入るのが最も効率的か(笑)。ただ、そうも行かないので、縄文人のように未来に(川の上流に)なにかモノを投げて死んでいきたいですね。
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