日本共産党、中国共産党を批判…
中国共産党結党100年ということで、おめでとうございます。いちおう祝意を表します。
共産党の世界革命計画は100年で道半ば。まだまだこれからです。
彼らのすごいところは、そのように長期的に、だからこそ秘密裡に計画を進めるところです。
資本主義の内部崩壊を待つというのが、まずは基本的な思想ですから、そういう意味では70年前より、50年前より、10年前より、今の方が、また5年後の方が彼らの目的に近くなります。
いわゆる左翼活動が盛んだったころからしますと、今は資本主義側の「忘却期」に入っています。そして、そこをついて中国共産党はこのように巨大化しました。もちろん、資本主義市場経済側にすりよりながらです。
そうそう、忘却期ということで言うと、最近の中核派の活動は注目に値しますね。
忘却期、すなわち潜伏期を経て表舞台に再登場した清水さんの言う、資本主義や権威の暴力性というのも実は真実であり、そこにこちら側も気づき始めています。
しかし、暴力に対して暴力で対するということの限界や矛盾も真実であり、そこにしっかり向き合わないで来た半世紀こそが、両陣営の残念なところであります。
ちなみに私は、当時からその矛盾をアウフヘーベンする術を探究していた仲小路彰に出会うことによって、ようやく忘却期から脱することができそうなのでした。
さてさて、こんな興味深いニュースも。
共産党・志位氏「共産党の名に値しない」、結党100周年の中国共産党を痛烈に批判
これこそ共産主義の矛盾のように感じますが、こうした日本共産党の「保守化」も、大きな計画の一部なのかもしれませんね。実際そのように俯瞰しないと未来は見えてきません。
一方、逆の視点から見ることも可能です。「共産党」の頭に「中国」がつくのか、「日本」がつくのかで、実は大きな違いがあるのかもしれない。中国文明はもとより、世界中の文明と日本文明の比較をしつくした仲小路彰が21世紀に期待したものは、その「頭につく」「日本」の世界発信です。
日本共産党が天皇という存在に近づいたことが象徴的であります。今後、注目すべきは自民党よりも日本共産党であったりします。面白いですね。
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