ブルーザー・ブロディ vs ジャンボ鶴田
1988年の今日、プロレスラーのブルーザー・ブロディさんが亡くなりました。
前日に腹部を刺され、出血多量で死亡。まるで力道山のようなあっけないお別れでした。
亡くなる数ヶ月前、この感動の試合が行われました。ライバルジャンボ鶴田とのインター戦。
お互いに技を出し合い、受け合い、ものすごい説得力のある試合。まず二人ともデカイ。そして動ける。
前半のグランドの攻防も見応え十分。スタミナ削っている。打撃の迫力もすごい。試合全体のリズム感が懐かしいですね。
ビジネス的にはかなり難しいことを言う人だったようで、それが刺殺される原因だったとか。
しかし、非常に頭がいい人だったので、試合はしっかり構築していくタイプですね。決して暴走系ではない。
この試合でも、鶴田の強さをしっかり引き出しながら、最後はしっかり勝利を収めています。
まあ、この試合の結末はいわゆるアングルだとは思いますが、戴冠後のファンとの涙の交流は、これはきっと本心でしょうね。本当に嬉しかったのでしょう。それは、別の視点から言えば、日本でビジネスしていく証だったのかもしれません。
しかし、それは叶いませんでした。
ある意味、最強のまま亡くなったわけで、キングコング伝説は永遠のものとなったのでした。
私も新日で2回、全日で3回かな、会場で生ブロディを見ました。本当にもうその存在自体がバケモノでしたね。特に印象に残っているのは、富士急ハイランドでの坂口征二とのシングル。1985年(昭和60年)の7月5日。私は地元の大学生でした。あっという間にリングアウト勝ちしたのですが、坂口選手が全く何もできない姿に正直驚きを覚えました。
あらためていくつかの試合を見ながら、昔を懐かしんでみたいと思います。
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