« 養老孟司〜意識とは、学びとは | トップページ | 三浦春馬さん一周忌…神のはからい »

2021.07.17

ブルーザー・ブロディ vs ジャンボ鶴田

 

 1988年の今日、プロレスラーのブルーザー・ブロディさんが亡くなりました。

 前日に腹部を刺され、出血多量で死亡。まるで力道山のようなあっけないお別れでした。

 亡くなる数ヶ月前、この感動の試合が行われました。ライバルジャンボ鶴田とのインター戦。

 お互いに技を出し合い、受け合い、ものすごい説得力のある試合。まず二人ともデカイ。そして動ける。

 前半のグランドの攻防も見応え十分。スタミナ削っている。打撃の迫力もすごい。試合全体のリズム感が懐かしいですね。

 ビジネス的にはかなり難しいことを言う人だったようで、それが刺殺される原因だったとか。

 しかし、非常に頭がいい人だったので、試合はしっかり構築していくタイプですね。決して暴走系ではない。

 この試合でも、鶴田の強さをしっかり引き出しながら、最後はしっかり勝利を収めています。

 まあ、この試合の結末はいわゆるアングルだとは思いますが、戴冠後のファンとの涙の交流は、これはきっと本心でしょうね。本当に嬉しかったのでしょう。それは、別の視点から言えば、日本でビジネスしていく証だったのかもしれません。

 しかし、それは叶いませんでした。

 ある意味、最強のまま亡くなったわけで、キングコング伝説は永遠のものとなったのでした。

 私も新日で2回、全日で3回かな、会場で生ブロディを見ました。本当にもうその存在自体がバケモノでしたね。特に印象に残っているのは、富士急ハイランドでの坂口征二とのシングル。1985年(昭和60年)の7月5日。私は地元の大学生でした。あっという間にリングアウト勝ちしたのですが、坂口選手が全く何もできない姿に正直驚きを覚えました。

 あらためていくつかの試合を見ながら、昔を懐かしんでみたいと思います。 

|

« 養老孟司〜意識とは、学びとは | トップページ | 三浦春馬さん一周忌…神のはからい »

スポーツ」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 養老孟司〜意識とは、学びとは | トップページ | 三浦春馬さん一周忌…神のはからい »