Daniel Caesar 『Best Part』『Japanese Denim』
カナダつながりで、最近の音楽を聴いてみましょう。いわゆる「チルい」音楽。R&Bの進化形ですね。
2018年、ジャワのジャズフェスでの演奏。この時、ダニエル・シーザーはまだ23歳。非常に高いセンスを感じますね。メロディックで哀愁漂うスロー・バラードを得意としているようです。
2019年にはフジロック出演のため来日した彼ですが、2016年に「ジャパニーズ・デニム」という曲をリリースしています。日本のジーンズは本場でも「長持ちする」「一生モノ」と評価されているようですね。
衝撃的な最後ですが、途中ルワンダの話が出てきたり、「チルい」中に「死」の匂いを感じさせるあたりが、新しいブラック・ソウルの表現なのかなとも感じました。
先日のブルーノ・マーズ&アンダーソン・パークでも書きましたように、最近の洋楽の若手たちは、まさに「昭和」の影響を強く受け、それを現代にバージョンアップ、ブラッシュアップしているようですね。良いことです。
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