ホリエモンのゼロ高入学式スピーチ
昨日の記事の続きとなりましょうか。学校にもイノベーションが必要なのか、どうなのか。毎日のように悩んでおります。
「学校をぶっ壊す!」と豪語しておきながら、実際現場から少し距離を置いてみますと、なぜか目論見に反してやや勢いがなくなってきております(苦笑)。
ですから、数ヵ月前までは、このホリエモンのゼロ高なんかにも、かなり強いシンパシーをおぼえていたわけですが、今は少し違和感もあるわけです。
ここでのホリエモンの言葉には、いちいち納得です。ある側面からは間違っていない。そのとおりです。
しかし、では、全日本人がこういう教育を受けて、こういう活躍ができるのが良いかというと、絶対にそうではない。そんなことは当たり前です。
では、やはり「リーダー」を育てるために、こういうイノベーティブな学校が必要なのでしょうか。
明治維新の若きリーダーたちは、どのようにして生れたのか。その学び舎はあの時、急に生れたものなのでしょうか。
正直、表面的に歴史を見たり、あるいは近視眼的に現在を見たりしている以上、どこかに間違いが起きるような気がしてなりません。
とはいえ、どうすれば良いかという対案はないので、ちっとも偉そうなことは言えません。
ただ、選択肢としてはゼロ高のような学校があってもいいし、昔ながらの軍隊風な学校があってもよいし、またその中間型もあってもよいし、全く違った発想の教育機関があってもよい。
とりあえず、選択肢はいろいろあるべきです。それはもしかすると、旧来の学校のバージョンアップだけでも、かなり可能性が広がるのかもしれない。
少し前まで私が提案していた全く新しい教育システムに対する自己評価も、ここ1ヶ月くらいでかなり変わってきました。一部の方々には自信満々でプレゼンしてしまいましたが、一旦取り下げます(笑)。
歴史的な視点から再考してみたいと思います。ちょうど仲小路彰の教育論も活字化し終ったところでして、そこから高次元からの視点も取り入れてみます。
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