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2021.05.26

ラリー・カールトン 『Singing / Playing 』

 

 日夕刻、車の中でNHK-FMの「夜のプレイリスト」を聴いていました。野口五郎さんが師匠であるラリー・カールトンのセカンド・アルバムを紹介していました。

 五郎さんならではの、ラリーとの友好におけるレアなお話満載でした。

 実は途中山の中に入ってしまい、ラジオが入らなくなってしまいましたので、帰宅後にあらためて全部聴いてみました。

 そして、ホント私も勉強不足でお恥ずかしいのですが、ラリー・カールトンってギタリストであるとともに、ヴォーカリストだったんですね。あまりにもギタリストとしてのイメージが強くて…。

 今、ウチの上の娘もラリー・カールトンに心酔しているのですが、もちろん彼のヴォーカルを聴いたことがなかったようです。

 なるほど、五郎さんが憧れたのはそういうことだったんですね。ヴォーカリストとして、そしてギタリストとしての憧れと崇拝だったわけですね。納得。

 それにしても、このアルバム、初めてじっくり聴きましたが、本当に素晴らしいですね。いい曲ばかり、いい歌、いい演奏ばかりなのですが、私としてはこの「コテコテ」のソフト・ロット・バラードに感動してしまいました。

 日本人の大好きな、いわゆる「ドシラソ低音」に乗っかる曲ですが、なんでしょうか、この品の良さは!ちゃんと「胸キュン進行」もあるし、チープになりがちなのに、まさにバッハの(G線上の)アリアと同様に品がある。

 というか、ラリー・カールトンの優しいヴォーカルがなんとも癒やしですよね。そして、もちろんギターのソロも素晴らしい。アレンジや音質も古さを感じませんね。50年前ですよ、これ!

 ぜひ、アルバム全体も探して聴いてみてください。何度聴いても飽きませんよ。

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