« 『細野晴臣と彼らの時代』 門間雄介 (文藝春秋) | トップページ | 「うぐいす」の語源 »

2021.04.24

追悼 レスリー・マッコーエン (BCR来日ライヴ)

 

 う開き直って、昭和の話ばっかりのブログにしましょうか(笑)。なんだか、自分が年寄りになったような気がして複雑な気持ちなのですが、しかたないですよね、実際すごい時代だったと思いますし、私自身、微妙に嫉妬のようなモノすらありますので。

 で、今日はベイ・シティ・ローラーズのレスリー・マッコーエンの訃報に触れ、なんだか自分の人生の終りも実は近いのではないかと思ってしまったのでした。

 レスリーはまだ65歳、一昨年でしたか来日したばかりですよね。昨年亡くなったイアン・ミッチエルは62歳でしたっけ。私よりちょっとだけ先輩の皆さんですから、なんだか自分のことのように感じてしまいますよね。

 それにしても、彼らが日本で一大ブームを起していたのが、1976年、77年あたりでしょう。細野さんは中華街ライヴとかやってた時ですよね。YMO前夜。

 私は小学校から中学校に上がるあたりでして、姉の影響でビートルズを聴き始めた頃。ある意味、ビートルズの一面である、ブリティッシュ・ポップ・ロック、あるいはそのアイドル的の側面においても、正統的な継承者であったかもしれませんね、BCRは。

 実際、アメリカのチャートでも1位を取っていますし、そのバンドとしての完成度もそれなりだったと思います。

 私はその後、そうしたポップ・ロックの系統としてのELOにどっぷりハマっていくわけですが、そのきっかけを作ってくれたのが、このBCR、そしてレスリーだったのかもしれません。

 この映像、なんとも懐かしい時代感がありますね。この日本人女性たちの熱狂ぶりも、10年前のビートルズに匹敵するものがありました。まさに新時代のビートルズとして受け入れられていましたからね。

 あらためて彼らの残したきらめくような名曲たちを聴きながら、レスリーのご冥福を祈りたいと思います。

|

« 『細野晴臣と彼らの時代』 門間雄介 (文藝春秋) | トップページ | 「うぐいす」の語源 »

ニュース」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

芸能・アイドル」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『細野晴臣と彼らの時代』 門間雄介 (文藝春秋) | トップページ | 「うぐいす」の語源 »