『8日で死んだ怪獣の12日の物語』 岩井俊二監督作品
4月からNHKのBSでウルトラセブンの放映が始まりました。
こちらに書いたとおり、私の人生はウルトラセブンで始まり、今でもそれが続いています。
すごい展開の早い、詰め込み感満載の第1回を観まして、あらためてカプセル怪獣(ここではウィンダム)って弱いよなと思っていたところに、実にタイムリーにこの映画を観る機会がありました。
かなり面白かったですよ。コロナならではの作品。コロナのおかげで映画の方程式も崩れましたよね。崩れて、また新しい方程式が発見される予感がありました。
岩井俊二監督らしい作品とも言えますよね。同世代としての共感もあり、そしてそれを超える現代性というか未来性というものが提示されて、かなり刺激を受けました。
ウルトラセブン世代だからこそ楽しめる部分もありつつ、カプセル怪獣を知らなくても充分に見入ってしまう内容だと思います。いや、ウルトラセブンやカプセル怪獣の存在に普遍性があるのかもしれません。
たしかにコロナは現代の怪獣みたいなものですよね。ゴジラが戦争や核兵器の象徴だとすれば、これから何年かのちに、コロナをモチーフとした怪獣が登場するのでしょうか。
実際、ウイルスは宇宙からの訪問者、あるいは宇宙人による兵器だという説もありますし。
個人的には、のんさんがやっぱり宇宙人だなと感じました(笑)。
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