ウルトラセブン 第38話 『勇気ある戦い』
昨日の岩井俊二監督の映画からのウルトラセブンです。当然の流れですね(笑)。
今、円谷プロの公式チャンネルでセブンの第38話が観られるんですよ。昨日の映画の主演でもあった斎藤工さんが変身するシン・ウルトラマンへの流れですね。
この「勇気ある戦い」、佐々木守脚本、飯島敏宏監督回です。たった24分弱の中で、これだけの要素を盛り込むわけですから、すごいですよね。
当時の社会問題を含みつつ、宇宙人とセブンの戦いのみならず、人間ドラマ、ヒューマニズムも盛り込むというのが、セブンの特長でしょう。「葛藤」というのが必ず入りますよね。
こういうところから、無意識の中で学んだことが、今の私の人生を作り上げています。
昨日の映画でも音楽を担当していた冬木透さんの曲がいいですねえ。途中、最終回につながっていくクラシック音楽(だれの曲かな?)も挿入されています。
エンディングではダンとアンヌの関係性もさりげなく描かれていますね。
クレージーゴンの造型や、ミニチュア、そして光学合成も充実しており、たしかにこうして代表作として公開しても恥ずかしくない作品に仕上がっています。
さて、シン・ウルトラマンはどういう作品になっているのでしょうか。このウルトラセブンのように、半世紀を超えてもいろいろな世代に共有されるような作品がどんどん生れてほしいですね(ウチの娘たちもウルトラセブンマニアですし、幼稚園の園児たちにもいまだにマニアが多いのでした)。
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