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2021.03.21

追悼 村上ポンタ秀一さん 『welcome to my life』

 

 くなりましたが、ドラムスの巨匠にして天才ドラムスコであった村上ポンタ秀一さんの追悼記事を書こうかと思います。

 そのテクニック、音楽性、そして生き様やお人柄において、これほど傑出した方はなかなかいませんでした。

 これほど自然体にジャンルを超えたミュージシャンはいませんよね。そう、彼にとってはジャンルなんてコトはどうでもいいモノだったのでしょう。

 そんなポンタさんの偉大さが1枚で分かるのが、このアルバム。無理やり1枚に仕上げたので、作品としてはたしかにごった煮ですが、そのごった煮感も含めてポンタさんらしいと言えるのかもしれません。

 ぜひYouTubeのページに飛んでみてください。それぞれの楽曲の演奏者名等がコメント欄にあります。とんでもないメンバーです。まさにごった煮(笑)。

 こういう濃い〜人たちの中でも、ポンタさんのドラムは圧倒的存在感ですね。圧倒的存在感で、かつ全体を支えている。単に音としてではなく、心の波動という面でも。いや、それこそが音楽、アンサンブルの喜びなのでしょう。

 こういうスケールの大きい音楽家、いや人間は、なかなか出てこないでしょう。また昭和の男を懐かしむような話になってしまいそうなので、このへんでやめておきます。自分もそういう昭和の男の端くれでありたいものです…。

 ご冥福をお祈りします。

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