政見放送(R-1?)
今日一番面白かったのはこれでした。今日というか今年になって…かな。
まさかの小池都知事への公開プロポーズ!
先日の本物のR-1グランプリが(私には)絶望的に面白くなかったのとは対照的に、こちらは完全に期待を裏切る面白さでした。
まずトップバッターの河合さん、まあここは期待の通りであり、それ以上でも以下でもなく、まあまあ満足。
そして次はまあ面白くないだろうなと思っていたら、加藤さんにやられました(笑)。
そう、もちろんプロのお笑いと比較するのは本当はダメですよ。これって禁じ手ですから。
私、コント部の顧問やっていた時、こういう禁じ手をよく使ったのですよ。普段面白いヤツ、あるいはいかにも面白そうな外見のヤツが面白いこと言っても全然面白くないので、普段まじめなヤツ、いかにも堅そうなヤツにネタをやらせていたのです。
もちろん、生徒の場合はプロではないし、自らの殻を破るという教育的配慮(?)ですから、許されるでしょう。
では、この政見放送での禁じ手は許されるのか?!
最近、ルールを悪用してNHKの政見放送をネタの舞台にしてしまう人がけっこういますよね。それにはちょっと抵抗があったのですが、この加藤さんは、その(河合さんを上回る)素晴らしい学歴からしても、またある種の佇まいからしても、意図的にやっている感じがしないのです。
それが最高の禁じ手なわけで、それをこういう場で見せられたら、もうプロもアマも笑うしかないですよね。ホントやられました(笑)。
笑いすぎて、後半のまじめなお二人まで、なんだかまじめにやっていて面白く見えてしまった。いかんいかん。
というか、前半の二人も基本的には間違ったことは言っていないのです。いや逆にかなり正しい。政治家が陥りがちな表面的、局所的な問題提起よりも、ずっと本質的、俯瞰的なこと言ってますよ…ね(?)。
それにしてもプロの皆さん、フリップに頼ってばかりいてはいけませんぞ。
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