笑わせて三流、感動させて二流、見る者の人生を変えてこそ一流
またプロレスネタです。興味のない方、スミマセン。
今日、全日本プロレスで特別興行『血闘 葛西純 対 石川修司 ~CRAZY MONKEY vs GIANT~』というデスマッチが行われました。
王道の老舗全日でデスマッチが行われることに抵抗があるファンもいたことでしょう。私も正直複雑な気持ちですが、本来プロレスの持つ多様性という観点からは、まあ意味のある大会だったとも思います。
もちろん、そのあたりを団体としても認識してか、ワンマッチの特別興行だったとのこと。このコロナ禍で、このような濃密な試合が実現しただけでもすごいことなのかもしれません。
さてさて、今回の勝者は石川選手でした。負けてしまったデスマッチのカリスマ葛西選手の試合後の言葉が印象的でしたね。
…ちょっと昔に誰かが言ったな。『プロレスラーってもんは、笑わせて三流、感動させて二流、見る者の人生を変えてこそ一流だ』ってな。その言葉が正しいのなら、この全日本プロレスの歴史を狂わせた葛西純こそ超一流プロレスラーじゃねーのかオイ!
誰かとはTAJIRI選手のこと。世界を舞台に活躍した経験のあるベテランTAJIRI選手が自身のツイッターで、こんな発言をしたことがあるんですね。
笑わせるのはプロレスで三流、そんなのは学芸会レベル。何かを訴えて泣いてもらうのは二流。一流は、感動させて人生になんかしらの良い影響を与える。人生を変える。
なるほど。教師にも当てはまる言葉ですね。私なんか、自他ともに認める三流先生(笑)。笑わせるのは大得意です。まじめに何かを訴えるのは苦手だし、悪い影響を与えるが良い影響は…?
まあ、笑わせるのいうのが、実は泣かせるより難しかったりするのですが。
つまり、笑わせるだけでは私のような三流であって、人生を変えるような影響を与えることができるような人が、泣かせたり、笑わせたりするのが超一流ということでしょうね。たしかに葛西選手はそういうところあるかも。それを「狂わせた」と表現するところも面白い!
私の教師生活もそろそろ仕上げに入っています。はたして三流は二流、一流、超一流になれるのか!?
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