A TASTE OF HONEY 『SUKIYAKI』
ちょっと古い音楽の話を続けます。昨日の「愛が命」と同じ年に、テイスト・オブ・ハニーの「今夜はブギウギウギ」がヒットしました。
女性ベーシストと女性ギタリストを中心としたソウル・グループでしたが、その後男性陣が脱退して、結局女性二人組になってしまいました。そんな彼女たちの最大のヒットになったのが、80年の「Sukiyaki」。全米3位。
言うまでもなく、元曲は坂本九さんの「上を向いて歩こう」。この全米1位の名曲をおよそ20年ぶりに思い出させてくれた功績は大ですね。
今聴いてもなかなか素晴らしいアレンジです。オシャレなR&Bバラードと琴の音色の融合が印象的。
そう、このお琴(箏)の音を聴いて、私はすぐに誰が弾いているか分かってしまいましたよ。June Kuramotoさんです。フュージョン・バンド「Hiroshima」の箏奏者です。
私、Hiroshimaのアルバムを良く聴いていましたから、あの音色とパッセージで彼女だと確信しましたら、やっぱりそうでした。彼女、基本は生田流ですが、ある意味西海岸流というか独自の現代的奏法で実にかっこいいんですよ。
さて、非常に興味深い映像があります。テレビ番組「ソウル・トレイン」での同曲の生演奏です。
ここで琴(箏)を弾いているのは、クラモトさんではなくて、テイスト・オブ・ハニーのギタリスト、ヘイゼル・ペインです。それもエアーではなくてちゃんと弾いている!そして、めちゃくちゃ上手い!右手はギターのピッキングの要領でいいとして、このアレンジは左手がけっこう難しいのです。かなり練習したんでしょうね、クラモトさんのもとで。
ジャニス・マリー・ジョンソンの着物姿と踊りもそれなりに様になっていて、ちゃんと専門家の指導を受けたことが分かりますね。
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