保守とリベラル、全ての多様性を奪ったSNSの功と罪【東浩紀×ホリエモン】
本編のタイトルは『SNS時代における「論壇とネット教養」』です。とても面白かったので共有します。
SNSが人間をおバカにしたのは間違いありません。
自分もこのブログやツイッターをやっております(最近はClubhouseもかじっていた)ので、ずいぶんおバカになったという自覚があります。
反面、以前では考えられないような出会いを招いてくれたという功の部分もあります。罪ばかりではないのです。
罪の部分は、自覚によってなんとかコントロールをすることができますから、要はそれさえできれば、ここでの論点は解決するとも言えましょう。
では、どう自覚させるか。
これは教育の問題につながってきます。
実はSNS以前に、学校教育の段階ですでに「考えない」ことを強要しているのでした。生徒の側も、入試に必要な知識のみを要求し、決して深く考えるという面倒くさい時間を求めたりしません。
つまり、SNSの罪の部分は、SNS自身の罪ではなく、SNSを登場させ流行らせた学校教育に責任があるのだと思います。
安直な一問一答的教育(学習)がなされている限り、その解決は困難、いや絶対に不可能であると思います。
ですから、この問題を根本的に解決するためには、やっぱり「学校をぶっ壊す」必要があるのです。
ワタクシゴトになりますが、明日、次女が某国立大学の二次試験(の一次試験)を受験します。その世界は、いわゆる学校教育とは全く違う教育がされている世界であり、私は最近そこに古くて新しい教育システムを見るような気がしているのでした。
正直、SNSとはかけ離れた、正反対の世界ですので。結果はどうあれ、そういう「わかる」ことの永遠にない世界を体験している娘を見ると、少しうらやましくさえ感じます。
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