『セカンドID―「本当の自分」に出会う、これからの時代の生き方』 小橋賢児 (きずな出版)
昨日の町田先生と同様、絶妙なタイミングで出会わせていただきました。不思議なご縁です。
たまたま、中学3年生に「日本以外全部沈没」を見せてテストで感想文を書かせていたところでしたので(どんなテストじゃ!?)、私も生徒もびっくり。なにしろ主演俳優さんですから。
正直画面の中の彼と会うことになるとは全く想定していなかったのですが、友人が突然紹介してくれたのです。
ちょうどこの映画のあたりを最後に、人気絶頂の中こつ然と表舞台から「消息不明」になった賢児くん。
実はそこには大きな苦悩と再生の物語が横たわっていたのでした。
先週お会いした時にも、ご本人の口からその物語を拝聴し、心から感動いたしました。本当に人それぞれ、人には知られない物語がある。その物語が、また他の人の新しい物語を紡ぐ。
そう、私も彼の人生から、一瞬で多くのことを学び、新しい時代への挑戦の勇気をいただきました。
昨日の町田宗鳳師も「やりたいことをやれ。やりたいことが即ち天命」というようなことをおっしゃっていました。
世間では「風の時代」「水瓶座の時代」が始まった、これからは「やりたいこと」ができる時代になると言われています。それは一つの比喩的表現だと私は思っていますが、しかし、おととい冬至の「グレート・コンジャンクション」をこの目で見た印象は、まさにその比喩と重なるものでした。
もしかすると、私はすでに「セカンドID」や「サードID」を持っているタイプの人間かもしれません。世間的な教師の顔以外にもいろいろと変な顔を持っていますからね(笑)。
星の配置が変わるように、これからは、そうした「ファースト」「セカンド」「サード」などの配置が変わってくるのかもしれません。
そんな気づきを、まさに絶妙なタイミングで与えてくれた賢児くんの言霊に心から感謝いたします。ありがとう。
お会いした翌日、こんなニュースが。
「ちゅらさん」元俳優・小橋賢児氏がSNS休止…長男との2ショットも公開
ちょうどそんな話もしたんですよね。SNSを含むインターネットには「過去の情報」しかないと。スマホを眺めているのは、川の下流を眺めていることになって、上流(未来)からの情報を掴むチャンスを逃していると。
さあ、来年は一緒に何かできるかもしれません。この本にもあるように「旅」がその鍵を握っているのではないでしょうか。心からワクワクしております。
Amazon セカンドID
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 『大鹿村騒動記』 阪本順治 監督作品(2024.08.11)
- 凪良ゆう 『流浪の月』(Audible)(2024.06.25)
「芸能・アイドル」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- こども歌舞伎「勧進帳」(2024.06.22)
- 冨田靖子 『グッドバイ夏のうさぎ』 山名兌二 監督作品(2024.06.18)
- 『彼岸花』 小津安二郎 監督作品(2024.06.16)
「心と体」カテゴリの記事
- 【戸塚宏】令和の今、体罰を語る(2024.08.20)
- 全日本プロレス祭 アリーナ立川立飛大会(2024.08.17)
- 模擬原爆パンプキン(2024.08.09)
- オリンピックは◯◯の◯◯である!?(2024.08.07)
- 柔道混合団体銀メダル(2024.08.03)
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- ラモー 『優雅なインドの国々より未開人の踊り』(2024.08.12)
- 『大鹿村騒動記』 阪本順治 監督作品(2024.08.11)
- 富士山と八ヶ岳のケンカ(2024.08.10)
コメント