宮沢孝幸准教授の「目玉焼き理論」
GoTo 一時停止のニュースが。正直ここ1ヶ月 GoTo の恩恵を受けまくったウチの学校としては、まあギリギリセーフだったなという感じです。思い切った決断をして良かったと思っています。
実際に旅をした者の感想としては、旅先の方がずっと感染防止対策をしっかりしており(自分の意識も含めて)、本当に GoTo のせいで感染拡大しているのか、私も不審に思っています。
それを専門的な立場から力説し続けているのが宮沢先生。先生の「目玉焼き理論」は、たしかにわかりやすく、おそらく正解なのだと思います。
そうしますと、やはり家庭内感染に注意すべきということですね。先ほど書いたように、私たちは旅先ではいつも以上に注意をするのですが、その反対で家庭に戻るとすっかり気が緩んでしまうものなのです。
非日常では緊張、日常では弛緩というのは、これはしかたありませんが、なんとかそこを踏ん張らねばならないと思います。ある意味、今は毎日非日常ですから、実際に普通の風邪やインフルエンザにかかる人は非常に少なくなっています。
やはり、私たちには非常事態、非日常が必要ということでしょう。しかし、それがあまりに頻繁にあると慣れてしまい、非日常が日常になってしまう。たしかにその時には、免疫ができている、先日のWi-Fiの記事流に言えば、危険因子を受容しても大丈夫なように我々が進化するとも言えますが、そこに至る一定の期間には相応の注意が必要なのです。
私が恐れているのは、「受験(入試)クラスター」の発生です。人生を決めてしまう受験(入試)に対して、私たちは嘘をついてまで日常的であろうとしますから。つまり、熱があっても解熱剤を飲んで会場にいってしまうということです。
まずは「共通テストクラスター」が怖い。その後の、私大入試や国公立2次試験での地方から都会への流入も怖い。もう祈るしかないですね。ウチの次女も受験生ですし。
大学のみ9月入学にし、5,6月に入試をするべきという考えは今でも変わりません。来年度入試が結果としてそういうふうになる可能性もありますよ。
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