福井県立恐竜博物館でいろいろと…
今日は福井の恐竜博物館を訪ねました。
予想を上回る充実ぶりに感動いたしました。とっても勉強になりました。恐竜好きの子どもたちにとっても最高の博物館ですね。
いろいろな思いを抱きながら館内をゆっくり一周しましたが、特に強く感じたのは、やはりダーウィンの進化論は受け入れられないなということでした。
つまり、突然変異と自然淘汰という偶然性では進化は説明できないなということです。
やはり、そこには「意志」が働いていると。そしてそれこそが私のモノ・コト論で言う「ことたま」であると感じた次第です。
非生命と生命の違いは「意志」にあります。意志は時間の流れを逆行させます。すなわちエントロピーを減少させます。その結果、長期的に見ると「崩壊」しません。常若によって永遠性を得ます。
首長竜は首を長くしたいと望んだのでしょうし、草食恐竜はしっぽを武器にしたいと願ったに違いありません。それが現実化した。すなわち、未来(それも自らが死んだ後の未来)にこうなる、なりたいという原因を作り、現在に少しずつ結果を出して積み重ね、そして進化したのです。私たちが新しいものを発明していくように。
必要は発明の母。必要は進化の母。
全然違う話になりますが、もう一つなるほどと思ったのは、新しい日本の地体構造図です。北陸3県だけ特別な色になっていますよね。一昨日、能登半島を横断した際、見たことのない自然のデザインに驚きました。山並み、植生、雲の形…まるで外国、いや地球外惑星のような気さえしたのです。
なるほどこの構造図を見れば、その理由も分かるというものです。日本列島の中で唯一古生代変成帯なのがこの地域。つまり大陸由来ということでしょうか。
ついでに言えば、そのようなところに総持寺と永平寺という曹洞宗の二大総本山がある(あった)ということも興味深い。横浜に持っていっちゃダメだったのでは…なんて思ってしまいました。
今回はその両寺には行けませんでしたので、次回はぜひと、なぜか恐竜を眺めながら思ったのでありました。
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