自己否定のススメ
いきなりなんだ?と言われそうですね。また、アマノジャクが始まったかと(笑)。
自己否定のススメ。
これ、けっこう本気です。
地球では「自己肯定感(高める)」という言葉がはやっているようですが、我々の宇宙スタンダードからしますと、これは大きな間違いです。
なぜなら、自己肯定には他者否定という裏側がついて回るからです。
もちろん、自己肯定が他者肯定につながるという理想論は分かります。しかし、現実は逆になることが多い。
たとえばSNSでの誹謗中傷、あるいはそこまで行かなくとも批判や非難の裏側には、絶対的な「自己肯定」が見え隠れします。つまり、自分は正しい!という思い込みですね。実際、そう思い込まないとあんなふうに他人を批判できません。
これほどくだらないことはありません。むなしいことはありません。
お前もこうして他人を批判しているではないか!というお叱りの声が聞こえてきますねえ。いやいや、私は「自己否定」していますから、まだいいんですよ。
そう、私は「否定」するなら、まずは自己をと考えています。違う言い方をすれば、他人を否定するのにはかなり慎重な立場を取ることにしています。
また、他者を否定することには大きな抵抗がありますが、自己はたかが自分ですので、いくらでも否定できます。気を遣わないでも良い(笑)。
そして、自己を否定するということは、すなわち他者を肯定することにつながります。決して、自己を否定するから他者も否定するようになるわけではないのです。
また、自己肯定には別の問題もあります。つまり、自己肯定は現状満足であるからして、その後の変化、成長が止まってしまう可能性があるのです。
これもまた、ある種のいい人たちは、肯定が次へのモチベーションを生むのだ、と言います。しかし、これもまた凡人には成し遂げがたい理想論でして、実際は「これじゃダメだ」というところを出発点にしないと、なかなか努力精進はできません。
今、私は自分の半生を否定するような「学校をぶっ壊す」というような主張をしておりますが、これもまた未来に向けての正しい立脚点であると信じています。
自己を拡張していきますと、たとえば組織やシステム、さらには人類にまで否定は及んでいくわけです。まあ、それに巻き込まれた他者はたまりませんがね(笑)。スミマセン、でも結局は組織のため、システムのため、人類のためなのですよ。
他者否定の代償は大きい。だいたいいいことはありません。その点、自己否定はタダですから、ぜひ皆さんも正しく自己否定してみてください。簡単に言えば、過去にこだわるなということなんですがね。
私の「モノ・コト論」で言いますと、自己は「コト」であり、他者は「モノ」です。「コトよりモノ」、「コトを窮めてモノに至る」というのは、そういう定義に基づいた哲学です。
自己というちっぽけな「コト」を否定しても全然ダメージはありません。なぜなら、私の本体は、実は自己(コト)の補集合たる他者(モノ)の方であり(自己は縁起しているだけであり)、その本質に気づけば、おのずと自己否定、他者肯定が正しいことが分かるでしょう。逆に、自己肯定、他者否定がどう考えてもマイナスだということも明らかですよね。
それから、こういうこともありますね。いろいろ本を読んだりして、自己肯定感を上げようと努力しても、なかなかうまくいかないのが当たり前なので、結果として自己肯定の失敗による自己嫌悪に陥ってしまう…。
その点、私なんか自己否定をしようと思っていても、なかなかうまくいかなかったり、忙しくかったり楽しかったりして否定するのを忘れてしまったりするので、結果として自己否定の失敗による「まっいいか」に陥ることが多くて困ります(笑)。
ちなみに世の中で(地球で)言われる自己否定って、ほとんどの場合「自己嫌悪」のことなのです。また他者否定も「他者嫌悪」だったりする。
その裏返しで、自己肯定も「自分大好き」、他者肯定も「この人大好き」なだけだったりするので、このあたりはしっかり峻別した方がいいですよ。
さ〜てと、今日も正しく楽しく自己否定しようっと!
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