グルダ、クラヴィコードを弾く!
同じゲルマン民族でも、ドイツ人とオーストリア人とではずいぶん違うとのこと。
まあ、オーストリアはアジア系の血もかなり入っていますからね。それはそうでしょう。
で、ドイツ語をしゃべるピアニストの中で、私がその「柔軟性」ゆえ特別にひかれるのが、フリードリッヒ・グルダです。
ジャズとクラシックを自由に行き来し、自らも魅力的な作品を作曲したグルダ。もちろん即興もお得意。(二番目の)奥様は日本人ジャズ・ピアニストです。
彼のバッハやベートーヴェン、けっこう勢いが良くて好きなのですが、最近めちゃくちゃ感心したのが、彼のクラヴィコード演奏です。
クラヴィコード・マニアだということはどこかで聞いて知っていましたが、実際の演奏は聴いたことがなかった。数年前、プラベート録音の音源が発売になって、その現代的なアプローチに驚いていたところ、YouTubeですごすぎる動画を見つけてしまいました。
クラヴィコードを操るピアニストといえば、キース・ジャレットですよね。しかし、グルダはそれ以上かもしれないと思いました。特にバッハのプレリュードとフーガの演奏は素晴らしすぎる。フーガでヴィブラートかけちゃうか!w
実はバッハもこんなふうに弾いていたのかもしれませんね。う〜ん、ますますクラヴィコード欲しくなってしまった。キットで作ろうかなあ。
そういえば、クラヴィコード…ではなくクラビノーバ(!)で思いっきりバッハ弾いたりしてましたね。楽器にこだわっていないわけではなく、めちゃくちゃこだわった結果なんでしょうね。そうか、私、そういう意味でけっこう影響受けてるかも。オリジナル主義かと思うと、変な楽器で演奏するの好きですし(笑)。
さあ、どうぞ聴いて、視てください。バッハもですが、祐子夫人との間に生れたリコのための曲もいい!
グルダがクラヴィコードについて説明しています。ドイツ語わかりませんが、なんとなく面白いことを言っていることはわかるような…(笑)。
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