« 『帰ってきたヒトラー』 ダーヴィト・ヴネント監督作品 | トップページ | 『激動の昭和史 軍閥』 堀川弘通 監督作品 »

2020.09.02

グルダ、クラヴィコードを弾く!

Th_-20200903-145742 じゲルマン民族でも、ドイツ人とオーストリア人とではずいぶん違うとのこと。

 まあ、オーストリアはアジア系の血もかなり入っていますからね。それはそうでしょう。

 で、ドイツ語をしゃべるピアニストの中で、私がその「柔軟性」ゆえ特別にひかれるのが、フリードリッヒ・グルダです。

 ジャズとクラシックを自由に行き来し、自らも魅力的な作品を作曲したグルダ。もちろん即興もお得意。(二番目の)奥様は日本人ジャズ・ピアニストです。

 彼のバッハやベートーヴェン、けっこう勢いが良くて好きなのですが、最近めちゃくちゃ感心したのが、彼のクラヴィコード演奏です。

 クラヴィコード・マニアだということはどこかで聞いて知っていましたが、実際の演奏は聴いたことがなかった。数年前、プラベート録音の音源が発売になって、その現代的なアプローチに驚いていたところ、YouTubeですごすぎる動画を見つけてしまいました。

 クラヴィコードを操るピアニストといえば、キース・ジャレットですよね。しかし、グルダはそれ以上かもしれないと思いました。特にバッハのプレリュードとフーガの演奏は素晴らしすぎる。フーガでヴィブラートかけちゃうか!w

 実はバッハもこんなふうに弾いていたのかもしれませんね。う〜ん、ますますクラヴィコード欲しくなってしまった。キットで作ろうかなあ。

 そういえば、クラヴィコード…ではなくクラビノーバ(!)で思いっきりバッハ弾いたりしてましたね。楽器にこだわっていないわけではなく、めちゃくちゃこだわった結果なんでしょうね。そうか、私、そういう意味でけっこう影響受けてるかも。オリジナル主義かと思うと、変な楽器で演奏するの好きですし(笑)。

 さあ、どうぞ聴いて、視てください。バッハもですが、祐子夫人との間に生れたリコのための曲もいい!

 

 

 

 

 

 グルダがクラヴィコードについて説明しています。ドイツ語わかりませんが、なんとなく面白いことを言っていることはわかるような…(笑)。

 

|

« 『帰ってきたヒトラー』 ダーヴィト・ヴネント監督作品 | トップページ | 『激動の昭和史 軍閥』 堀川弘通 監督作品 »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『帰ってきたヒトラー』 ダーヴィト・ヴネント監督作品 | トップページ | 『激動の昭和史 軍閥』 堀川弘通 監督作品 »