サブスクリプションこそ未来の経済
こんなニュースがありました。
正直、こんなニュースが発信される日が来るとは夢にも思いませんでした。
しかし、記事にもあるように、これは「アナログ回帰」「物理媒体回帰」ということではありません。
「もの」に対する消費は確実に減っており、その少なくなった物理媒体市場の中で逆転が起ったということです。
音楽市場での、今年上半期の売上はストリーミングが85%とのこと。
この流れは止められないでしょう。特にコロナでライヴという媒体が厳しくなっている現状がありますからね。
ところで、ストリーミングは提供形態であり、そのビジネスモデルはサブスクリプションがほとんどです。
高城剛さんも言っているとおり、音楽界で起きたことは、他の分野にも広がっていきます。
実際、サブスクリプションは書籍や映画、飲食、教育、交通などにも拡大しつつありますね。
私は、将来的にほとんど全ての消費経済はサブスクリプションになっていくと考えています。
ごく簡単に書くと、全ての国民がある一定のお金を払うと、衣食住や交通、趣味においてある程度の購入権を得ることができるになるということです。
使いすぎると、スマホの速度制限のように、最低限の生活ができる程度の購入権を残して贅沢はできないようになります。それがある意味セーフティーネットの役割を果たします。
これには、教育、福祉なども含まれ、サブスクの特長でもあるシェアのシステムも活用されます。
これはベーシックインカムとは根本的に違った発想です。あえて言えば「ベーシックアウトゴー」でしょうか。
このコロナ禍の中で、たとえば音楽ライヴや演劇などが厳しい状況になっていますが、それらの配信についても、全体で大きなサブスクリプションを導入するといいと思いますよ。
月々1,980円払うと、様々なライヴ配信を無制限に観られるとか。980円だと1ヶ月10件までとか。
そうやってコロナをきっかけに、様々な分野でサブスクを導入するといいでしょう。そこにクラウドファンディングや投げ銭のようなもの加える。誰かやりませんかね。私はアイデアだけ提供しますので。
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