『さらば映画の友よ インディアンサマー』 原田眞人監督作品
今日の「そこまで言って委員会」はチャップリンの名作を通じて、近代、現代を見直すという企画で非常に面白かった。チャップリンは天才ですね。
そこに原田眞人監督が出ていて、最後にこの映画のDVDの宣伝をしてくれました。40年近くを経て、ようやく私の夢がかなったことを知りました。やっと、やっとDVD化されたか。
大学生の時、昼間この映画がテレビで放送されていたのを偶然観て、ものすごく感動したのです。しかし、その後、観る機会が全くなかった。ある意味、私の映画体験の(幻の)ルーツなのです。
上に貼ったDVDの予告編を観て、あまりに自分の記憶が鮮明だったことに驚きました。あれ?これならDVD買う必要ないなと。完全に脳内に録画されているのですから。それほど衝撃的というか、共感をしてしまった映画だったのです。
実はこの映画については、8年前にブログで紹介しています。そこにもその記憶を辿って、かなり詳しく内容が書いてありますね。もう書き加えることはありません。あえて言えば…そっかあ、私が「任侠ヘルパー」で草彅くんと共演(?)してから、もう8年も経ったのかあ…という感慨くらいですかね(笑)。
今日の「そこまで」で、原田監督は「拙い作品」と言っていました。たしかに今の原田監督からするとそのとおりです。当たり前です。しかし、やはりどの監督さんもそうですが、デビュー作というのは圧倒的に眩しい出来になりますよね。
そして原田監督、ハワード・ホークスへの思いを語っていました。そうかあ、この映画にはハワード・ホークスへの思いが込められているのかあ…それは今日まで気づきませんでした。それを確認するためにDVD買おうかな。もちろん川谷拓三さんの名演、そして浅野温子さんの刺青ヌードのためにも!
Amazon さらば映画の友よ インディアンサマー
| 固定リンク
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- いかりや長介と立川談志の対話(2024.08.19)
- 九州人による爆笑九州談義(筑紫哲也、タモリ、武田鉄矢)(2024.08.18)
- 『もしも徳川家康が総理大臣になったら』 武内英樹 監督作品(2024.08.16)
- 『大鹿村騒動記』 阪本順治 監督作品(2024.08.11)
- 凪良ゆう 『流浪の月』(Audible)(2024.06.25)
コメント