『変質する世界 ウィズコロナの経済と社会』 (PHP新書)
ウィズコロナになるのでしょうか。世界は変質するのでしょうか。
今、60年以上前に書かれた「予言書」を読んでいます。まだ世に出ていませんが、近いうちに出さねばならないと思っています。
そこには「20世紀後半」の予言が書かれているのですが、実際は「今」にあてはまることばかり。
すなわち、私たちは21世紀になったと思っているけれども、実はまだ20世紀(的世界)が続いているのです。
世界史を繙けばわかるとおり、前世紀的世界を変えるのは、疫病(感染症)と戦争です。
今回はそれが同時に来たということですから、それは世界は変質するでしょう。変化なんて甘っちょろいものではない。変質でもまだ弱いような気がします。
つまり、ウィズコロナなんていう狭い了見で考えてはダメなのです。しばらくはウィズウォーであることも想定すべきです。
先ほどの「予言書」では、すでに第三次世界大戦は朝鮮戦争からずっと続いていることになっています。
つまり、第二次世界大戦で「核兵器」が登場した結果、戦争の形態は大きく変わったということです。朝鮮戦争、ベトナム戦争はまだ第二次大戦的要素をひきずっていましたが、またその反省の下に、ダラダラと続く、まさに「ウィズウォー」的な戦争状態が続いており、その文脈上に今回のウイルス兵器としてのコロナが存在するということです。
そんなトンデモな文献を読み込んでいるだけに、この本は全く面白くありませんでした。スミマセン。
あまりに次元が違うのです。60年前に書かれたものの方が、ずっと未来的なのでした。かつ、同じ射程距離で過去の情報も書かれているのですから、もう大変です。私の頭では追いつきません(笑)。
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