三木たかし 『さくらの花よ 泣きなさい』
昨日の朝放送された「ザ・偉人伝 昭和歌謡のヒットメーカー 人生を変えた出会い」を家族で鑑賞。三木たかしさんと浜圭介さんの名曲オンパレード。
そして、その裏側にある苦悩と出会い。やっぱり昭和的な苦労や理不尽って必要なのかなあと、最近それを批判している私は悩んでしまうのでした(苦笑)。
さて、その名曲オンパレードの中で、最後の最後、心に残ったのは三木さんご自身の歌唱によるこの「さくらの花よ 泣きなさい」でした。
新しい挑戦を続けてきた三木さんが、人生の最終ステージで到達したのが、こういうシンプルさ、ある意味での普通さ(ありがちさ)であったこと、そしてガンで声を失う寸前にこうして魂の歌を録音したことに、本当に心震えました。
もちろん、三木さんの盟友である荒木とよひささんの歌詞も素晴らしい。番組での荒木さんの言葉が興味深かった。曰く「彫刻家が仏様を掘り出すように、三木さんのメロディーから詞を掘り出せばよかった」と。
現在家族で準備中の「メロディーズ」という企画。すなわち国内外を問わず「美しい旋律」をテーマにしたライヴ活動なんですが、そこにまた1曲候補曲が加わりました。
もともと三木さんや浜さんら、昭和歌謡が多かった。まあ仕方ありませんね。もう候補曲だけで100曲超えちゃってまして、ここから厳選していくのが難しい…贅沢な悩みです。
この三木バージョンはヴァイオリンが活躍しますので、私も頑張らねばなりませんね。
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