『19世紀の「ノクターン」作品集』 バート・ファン・オールト(ピアノ)
最近寝る時にかすかに流しているのがこのアルバム。
ジョン・フィールド、ショパンらの「夜想曲」の集大成。本当に美しい。
もちろん、私好みな歴史的なピアノによる演奏です。フィールドはブロードウッド、ショパンはプレイエルとエラール、ほかはエラール。
ショパンが素晴らしいのは言うまでもないのですが、私はフィールドのシンプルさが大好きです。
フィールドを聴いてからショパンを聴くと、ちょっと過多なロマンチシズムがベトついて感じられる。
夜安らかに寝たい時はフィールドですね。にっこりしながら眠りにつけます。ショパンはちょっと自意識過剰というか、悶々としている感じがします。
それがよくわかるのが、有名な「ショパンのノクターン(作品9の2)」と、その冒頭の元ネタと思われる、2曲の「フィールドのノクターン」との比較です。
フィールドのノクターン(第6番)
フィールドのノクターン(第12番)
ショパンのノクターン(作品9の2)
ショパンって「中二病」だったのでしょうね(笑)。
演奏者のオールトもそこのところ良くわかっていて、演奏スタイルもずいぶんと変えていますね。ショパンにおける過剰とも言える即興的変奏はその表れでしょう。けっこう好きです。
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