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2020.06.15

出口汪の学びチャンネル

 

 ロナの影響で久しぶりにお会いできるかと思っていたのですが。そう、この秋に山梨で開催が計画されていたある研修会の講師として、出口汪さんにおいでいただく予定だったのです。それが中止になってしまった。残念。

 出口汪さんは、私の人生に多方面から影響を与えてくれた人です。11年前のこの日に初めてお会いしてから、今まで何度かお会いし、こちらの会では一緒に登壇させていただいたこともありました。まさに私の中では「カリスマ」そのもの。

 しかし、たしかに実際お会いしてみると、不思議な「ボーッ」とした雰囲気をお持ちで、あの現代文の参考書での語り口や、あの出口王仁三郎の曾孫らしいとも言える多方面にわたる多忙ぶりからは想像できない、イメージとは真逆とも言える魅力をお持ちの方です。

 王仁三郎もそういう人物だったのでしょう。次元が高いところにいらっしゃる方は、低次元の現界では生きにくいもの。ここで語られている汪さんのエピソードからもそれは想像できますね。

 ウチの学校では汪さんの「論理エンジン」を教材に授業をしています。そう、汪さんといえば、まさに「論理」のカリスマ。ご自身アスペルガーかも?とおっしゃるようなパーソナリティをお持ちだったからこそ、ある意味その真逆とも言える「論理」によってバランスをとったのかもしれません。

 そんな汪さんがYouTubeチャンネルを開局しました。そして、いきなりこの内容!これはすごい話の連続ですね。王仁三郎に関しては微妙に事実と違うこともありますが、細かい部分にはあまりこだわらない汪さんらしくて良い(笑)。

 お父さまやおばあさまのお話も実に面白い。たしかに皆さん、ある意味「社会不適合」ですよね。さすがです。

 私からしますと、汪さんのなさっているお仕事は、まさに「世界改造業者」です。また、宗教が嫌いというのも、「宗教がなくなる世」を理想とした王仁三郎と同じ感覚であるとも言えます。また、汪さんの「論理は世界共通語」という考えは、王仁三郎のエスペラント推奨とつながっているかもしれません。

 YouTubeという現代のツールを通じて、世界にそうした「智慧」が広がるといいですね。期待をしています。

 コロナ禍という大峠にさしかかったところを見ると、みろくの世は近いのかもしれませんね。私もそうした人類の進化の一助になれれば思っています。

 最後に、この動画で少し語られていますが、ネット上で跋扈するワケのわからない集団による、王仁三郎に対する笑ってしまうような(誹謗中傷にもなっていないような)偽情報にはほとほと辟易します。汪さんら錚々たる方々と同列で、私の名前も挙がっていました。光栄です(笑)。

 

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