ザ・ヒューマン スペシャル「誇り高き悪魔 KISSジーン・シモンズ」 (NHK)
昨日に続き、見逃していたNHKの番組の再放送を鑑賞。これもまた感動しました。泣いちゃった。
今年活動に終止符を打つ(コロナ禍で延期?)KISSのジーン・シモンズの、最後の来日に密着した番組の特別版。
ライヴシーンがたっぷり紹介され、見応え(聴き応え)たっぷりの番組でした。
特にミュージシャン、エンターテイナーとしてのプロ意識の高さ、加えてビジネスマンとしての独特の哲学には大いに感化されましたね。
私は見事にKISS世代ですが、特に好きでよく聴いていたわけではありません。中学の友人たちにはKISSマニアがけっこういました。私は正直、こんなに長く続くバンドだとは当時も思わなかった。
そうそう、長く続くとは思わなかったと言えば、このブログも(笑)。2004年の5月からですから、もう丸16年ですか。
なんとですね、その自分的に奇跡のブログの初めての記事が「KISS」だったんですよ!
めちゃくちゃ短くて中身がない(笑)。いや最初はこんな感じの軽いノリで始めたんですがね。ま、それから毎日休まず、よく続いていると思いますよ。でもまだ丸16年ですから、少なくともあと30年は頑張らないとKISSに及ばない(笑)。がんばります。
「昨日の自分に勝てば、いつでもチャンピオン」というような言葉がありましたね。なるほど、そのとおり。そう意識すれば、いつでも「We Are The Champions」…って違うバンドだけど(笑)。
昨日の皆川達夫さんもそうでしたが、戦争の体験、何もかも失う体験から大成した方は多い。というか、戦争の直接的な体験ではなく、親世代が戦争を体験し、その抜け殻のような国の中で育った人たち。そういう方々が70歳台になって、いろいろな分野で頑張っていますね。私の身近なところでも、一番元気なのは70代です。
それから感じたのは、やはり「ユダヤ」の思想というか感性ですね。お金を稼いで世界に貢献するという。お金に対する執着は普通ではない。ただ、その次元が凡日本人とは違う。
夜、プロレスリング・ノアの無観客試合を観ました。とても面白かったのですが、特にメインイベント「グレート・ムタ&魔流不死 vs 桜庭和志&望月成晃」は感慨深かった。プロレスファンなら分かりますよね。この4人が馬場さんの血統のリングで戦う(演じる)なんて。
ここでも、ベテラン二人が顔にペインティングして口から何かを吹き出していました。これもまたジーン・シモンズと同様「歌舞伎」を起源としています。まさに伝統芸能。
私もいつか、こうして隈取して口から炎でも吹いてみたいと思います。教室で(笑)。
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