オンライン(遠隔)授業の楽しみと新たな学び
今日は、中学3年生のオンライン授業があったのですが、オンラインならではということでの試み、スペシャルゲストをお呼びするというをやってみました。
ゲストは安藤美冬さん!
これが本当に生中継したいほど、素晴らしすぎる授業になりました。もちろん私は生徒側(笑)。miffyさんが生徒たちの質問に答えるのですが、その臨機応変かつ的確なお答えで、またその表現方法も完璧に素晴らしく、それこそ生徒である私もめちゃくちゃ勉強になりました。
miffyさんもご自身のブログに書いてくれました。
miffyさん、ありがとうございました!またぜひ!
オンライン授業の楽しさというのは、いつもの教室ではできないことができることです。
よく先生たちにも言うのですが、オンラインに限らずICTを教育に導入しようとすると、今までの黒板や紙ベース、そして一方通行の授業を機械の上で再現をしてしまう罠にはまるんですよね。
まったく違うプラットフォームなのですから、同じこともできる部分はありますが、基本全く違った発想で取り組まなければならない。
そこはやはり柔軟な思考を要します。そういう意味で、若い先生が多いウチの学校では、かなり新しいことをやっていると思いますよ。
ちなみにおふざけと思われるかもですが、私、オンラインでできることとできないことを峻別するために、いろいろな古典的な遊びをオンラインでやってみました。たとえばできるのは「にらめっこ」とか「だるまさんがころんだ」とか「借り物競走」とか「しりとり」とかですね。
とりあえずできないのは「かくれんぼ」「おにごっこ」「球技」など。
そのできることと、できないことを分析すると、面白いことがわかってきます。これは学問の入り口です。
そして、できないと思っていたことを、新しい発想やテクノロジーでできるようにする。これがイノベーションです。
今までの教室ではできなっかた学びの機会ですね。
来月には学校が再開しそうです。もちろん嬉しい反面、ちょっと寂しい気もします。元に戻ろうとする力が強く働くのでしょう、世間では。
しかし、この数ヶ月の体験を無にしてしまう、単なる思い出にしてしまうのはもったいない。これを今後も活かせるかどうか。私たちはチャンスを活かせるのか。バージョンアップできるのか。これから試されることになりますね。
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