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2020.05.31

教育用E Ink(電子ペーパー)デバイスの開発を!

↓これはBOOX Max3
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 日からの続き。

 遠隔授業をやっているうちに、様々な問題点が浮かび上がってきました。そのうちの一つが昨日のデータ通信量問題。

 今日は端末の問題です。

 ウチでも娘二人がそれぞれ高校と大学の遠隔授業を受けています。大学生の娘は基本iPadで、高校生の娘はお古のiPhone5S(セルラー機能なしの抜け殻)を使っています。

 ウチにはMacも何台か転がっていますが、あまりそれらを使う気はないようです。やはり慣れたデバイスがいいのでしょう。

 彼女たちの共通の悩みは、とにかく目が疲れること。特に下の娘は4インチの画面を6時間ずっと見ていますからね。

 その他の生徒の家庭でも、生徒が専用で使えるPCやタブレットがあることは稀です。結果としてスマホで授業を受けるというのが一般的。

 その結果、眼精疲労問題、そして昨日のような通信量問題やバッテリー問題も生じるわけです。

 あと「プリント問題」というのもあります。我が家には実家からもらってきたプリンタがあるのでいいのですが、意外にプリンタのない家庭は多い。そうすると、プリントを配ったり、テキストを印刷したりできないことを前提に授業を進めなければならないわけですね。

 で、こうした問題を解決し、真の教育のICT化を進めるなら、やはり専用のデバイスを作らねばならないと思います(それこそ私にお金と能力と時間があれば、今すぐにでも製品化したいのですが…)。

 どういうデバイスが必要かというと、まずは教壇、黒板代わりとも言えるテレカンツール用デバイスですね。これはタブレットで十分です。ただし、目が疲れないようにブルーライトをカットする等の工夫が必要ですね。

 そして、あとは「ノート」「プリント」「テキスト」という机上の紙媒体の代わりになるデバイスです。これは統合できます。E Ink(電子ペーパー)媒体を使うのです。

 すでにいろいろなメーカーから電子ペーパーデバイスが発売されていますが、あまり普及していないこともあって結構高価です。

 私もAmazonのKindleなどを持っていて重宝していますし、目も疲れず、またバッテリーの持ちが圧倒的に良くて重宝していますが、あれを教育現場で実用的になるようA4サイズ以上の大きさにし、手書き機能、クラウドとのデータのやりとり(プリントの配布や回収など)の機能を持たせると、現状ではかなりのお値段になってしまうと思います。

 しかし、今後日本中で、あるいは世界中で遠隔授業が一般化していくであろうことを考えると、こうしたデバイスの需要は間違いなくあると思います。大量生産されれば価格は1万円以下まで下げられると予想します。

 タブレットと電子ペーパーの一体型(分離可能)とかどうでしょう。電子ペーパーにバーチャルキーボード機能も持たせれば、A4ノートパソコンのように持ち歩いて使えると思います。

 というか、こういうデバイスを本気で開発しないと、遠隔授業は普及しませんよ。文科省もそういうこと分かってないんですよ。タブレットを配ればいいと思っている。

 マジで、どなたか作りませんか?絶対儲かりますよ(笑)。どこかに話を持ちかけようかなあ。あえての(?)キングジムさん、どうでしょう。学校と言えば「文具」ですから。

キングジム公式

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