大日本帝国〜敗戦国日本
ネットを騒がせている検察庁法のことも種苗法のことも、近視眼的に見ていてはその本質はわかりません。
ずるい、逃げている、ごまかしていると言われるのを承知で言いますと、私の立場は「なんともいえない」です。
TPPの時も、秘密保護法の時もそうでした。つまり、それ自体には反対であっても、ある意味不本意に前に進めなければならない事情もわかるということです。
その事情こそが「敗戦国日本」です。
残念ながらその事実を忘れて、反対反対、賛成賛成言っている人たちが多すぎて、そこにうんざりしてしまいます。
たとえば検察庁、特に特捜部がアメリカと深い因縁があることは、知る人ぞ知る事実です。その成立自体がGHQの存在と一体ですからね。
その他も問題も全てアメリカと日本(政府)の戦勝国と敗戦国の関係の延長線上にあります。残念ながら、日本は独立国ではありません。そのことを忘れてなんでも反対、あるいは賛成というのは、あまりに虚しい。
このことは、戦後意図的にタブーにされてきました。ですから、国民がみな忘れているというより、もともと知らないのですよ。
日本政府、特に総理は命がけのギリギリの交渉をしています。今回、ロッキード事件を担当した松尾元検事総長らが法案に反対の姿勢を示したのも、そういう視点から見なければ真意がわかりません。
もちろん、これは陰謀論とは一線を画す事実です。残念ですが。
さて、これ以上書くと危険なので、この話はここまでにして、日本が「敗戦国」となった事情を復習しておきましょう。いったい、私たちは、どこまで勝っていて、どこから負け始めたのでしょう。それを知ることは非常に重要です。
なぜ重要か。それはいつかお話します。
大日本帝国がいかにして敗戦国日本になり、そして今に至っているかを俯瞰できる、とてもいい動画がありましたので紹介します。ぜひ復習してみてください。
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