山梨に来ないで…

昨日の記事に山梨、特に富士北麓地方の「魅力」を書いてしまいました。標高が高くて紫外線や宇宙線が強いと。考えてみると、夏のオーストラリアでも新型コロナは元気ですから、弱点は紫外線ではないのかもしれませんね。そうすると「宇宙線」ですか。あるいは「富士山の気」?
いずれにせよ、あんまり魅力を語ってしまうと「疎開」を促しかねません。実際、我が家のある高原の別荘地は例年のGW並みの賑わいを見せています。
そんな中、山梨県は以下のようなメッセージを発表しました。
これは正確に言いますと、前日に富士北麓7市町村との共同宣言だったのですが、翌日には富士北麓に限らず全県的な宣言に拡大したものです。
本来なら年間を通じても特に魅力的な季節であり、「山梨に来てね!」と叫ぶべき時であります。なんとも皮肉なことであります。
しかし、先ほど書いたように、実際にはそこら中に県外ナンバーの車が走っています。今日あるホームセンターに行ったのですが、その駐車場もいつもよりも混雑しており、ざっと見たところ2割くらいは県外、特に関東圏のナンバーの車でした。
もちろん彼らはレジャーで山梨県を訪れているのではなく、基本的に「疎開」しに来ているわけですから、単純に非難することはできません。ここ別荘地では特にそうです。「避暑地」という言葉があるように、何かから避難してくるために大金をはたいて土地を買い、ふだん使わない家を建てたわけですからね。逆の立場になればわかりますが、疎開は当然の権利となります。
まあ、結果として彼らも2倍近い宇宙線を浴びているわけですから大丈夫ということですよね(苦笑)。
この前も書きましたが、とにかく年末から年始にかけて、膨大な数の中国人が観光に訪れていたんですよね。もちろん武漢からもたくさん来ていた。京都に次ぐくらいの数です。しかし、なぜかいまだに感染者が出ていない。不思議すぎます。やっぱり「宇宙線」でしょうかね。
…と、また「疎開」を招くようなことを書いてしまいました。
ちなみに東京都にも1000メートル以上の標高の場所はあります。どの県にもあるでしょう。皆さん、もし疎開するなら、まずそういうところを見つけてみてはいかがでしょうか。とにかく、「今はまだ山梨に来ないで」…ください。
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