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2020.03.29

『翔んで埼玉』 魔夜峰央原作・武内英樹監督作品

 

 玉から東京への移動自粛は平日も。なんだか、この映画とは逆の方向に動いていていますね。関所ができるということですから。

 映画見放題の天国生活をしている次女と一緒に観ました。なるほど面白い!涙を流しながら笑いました。

 ディスり、自虐も、徹底すると絶品のユーモアとなるといういい例ですね。いい人間関係の特徴は、お互いにバカにしあえるということです。極端に言えば「死ね!」とお互いに笑いながら言える。なんだかんだ埼玉と千葉って仲がいいのかな(笑)。

 この映画、観ながら感じたのは、これは世界史、日本史の戯画化ですね。世界の帝国主義や独立戦争、革命は、たしかにこんな感じで起こったのでしょう。そういう観点での鑑賞にも耐える名作だと思いました。

 象徴的なシーンがこれ。これは戦国時代そのままですね。

 

 ちなみに、群馬や茨城などが埼玉以上にひどい扱いを受けていますが、話にも出ない山梨はどうなるのでしょう(笑)。

 いや、この前、東京都知事を中心としたビデオ会議には、山梨も呼ばれましたね。逆に群馬、栃木、茨城は呼ばれなかった。あの時、山梨が東京に隣接しているということを初めて知った人も多いのではないでしょうか。さすが陸の孤島、流刑地ですね(笑)。

 あっそうそう、映画の中でほんの一瞬、山梨が映りましたよね。それも富士吉田。どうもあそこも埼玉化したようです(笑)。

 この映画、埼玉県民はかなり好意的に受け入れていました。そういうところが埼玉の良さではないでしょうか。なんだかんだ心が広いということでしょう。私もある意味ルーツが埼玉の小川町なので、なんとなくシンパシーがありますよ。

 それにしても、魔夜峰央さんってすごいですね。

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