ヴィヴァルディ 『4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲』
2月の11日に横浜のコンサートに出演します。今回も5弦ヴィオラで参戦。今日はその練習がありました。
コンサート自体、とても魅力的なプログラムです。こちらをご覧ください。
バッハのチェンバロ協奏曲を中心に、ソロ、ダブル、トリプル、クアドラプル(数え方合ってるのかな)コンチェルトを演奏します。
なんでも大好評らしく、すでに予約でいっぱいだそうです。ありがとうございます。
私は5弦ヴィオラ1本で、ソロのヴァイオリンとリピエーノのヴァイオリンとヴィオラのパートを兼任します。なんとも複雑な感じですが、実際演奏していても混乱してしまいます。弦を1本間違えたり、ト音記号をハ音記号読みして、3度低い音を弾いてしまったり(笑)。
ソロを弾くのはヴィヴァルディ。錚々たるソリストの中にまぎれて、セカンドのソロを担当させていただきます。楽器も含めてなんちゃっての私をこのように温かく迎えてくださるプロの皆さんに感謝です。
さて、この曲、今までにもチェロ以外ほとんどパートを弾いたことがあるのですが、何度も弾けば弾くほどにその魅力に気付かされますね。あの時代、いきなりこの曲を聴いたら、それはそれはショックだったことでしょう。バッハがチェンバロ協奏曲として編曲したくなるのもわかります。
4本のヴァイオリンとチェロがソロ楽器というだけでもかなり革命的ですよね。テーマや曲想も当時としては画期的で挑戦的。特に今回すごいなと思ったのは2楽章というか早い楽章に挟まれた部分(ラルゴ-ラルゲット-アダージョ-ラルゴ)です。めちゃくちゃ未来的なサウンドですよね。何を表現しているのか、この時代になってもよくわかりません(笑)。
ということで、今日はこの演奏でお聴きください。私たちの演奏とは似ても似つかないものですが、これはこれで面白いと思います。1stソロの方、私とある意味キャラがかぶってますな(笑)。
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