愛国ポルノ(?)
昨日、成人式を終えた娘が、大学のレポートをせっせとやっております。
いくつかあるようですが、一つは従軍慰安婦問題に関するもののようです。
資料として借りてきた本が、いわゆる保守派の論客の著書でして、それを読みながらギャーギャー韓国の文句をたれています。
あれほど韓国アイドルが好きでしかたないのに、一方では国家としての韓国をコケ下ろすという、非常に興味深い心理状態になっています。
こうした傾向は、決してウチの娘だけではなく、けっこう世の中に蔓延していますよね。
今日、森正人さんのこんな論考を興味深く読みました。
ウチのカミさんなんか、自称「国防女子」とか言ってるくらいですから、けっこう愛国的なのですが、それもやはりネトウヨ情報の受け売りという感じです。愛国ポルノに片足突っ込んでるのかも。
保守の人の中でも、たとえば「嫌韓」について否定的な人もいますね。加瀬英明さんもそんな話をしていました。
私は両翼持って飛翔しての超「上から目線」の人間ですから(笑)、ネトウヨもお花畑リベラルも、一つの風景にしか見えません。
一つの事象も、いろいろな視点によって様々な姿を見せますから、それぞれの片面だけを見て、それだけを信じている人たちに和解はありえませんね。
平和と平和がぶつかって戦争になるのと全く同じ構造です。
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