『幕末維新懐古談〜蠑螺堂百観音の成り行き』高村光雲
昨日の「愛宕神社」も、江戸時代まではしっかり神仏習合していました。記事にも書いたように「愛宕山 白雲寺」と呼ばれていました。
それが明治維新の廃仏毀釈によって、完全に神仏分離させられ、現在の「愛宕神社」になったわけです。
ある意味、この廃仏毀釈運動は、世界史の中で最も徹底した公権力による宗教弾圧であるとも言えます(国家としては分離を促しただけだが、。
タリバンがバーミヤンの大仏を破壊した際、私たち日本人も「なんてひどいことを…」と批判しましたが、実は150年前に自分たちももっと徹底した廃仏をやっているんですよね。
そういう、一夜にして集団的心変わりというのは、日本人の怖さですよね。戦争の時なんかもそう。終戦後もね。
ウチの学校の母体になっている禅寺でも、大変な廃仏毀釈がありました。有名な北口本宮冨士浅間神社に仁王門や護摩壇を持っていたのですが、それも今や礎石だけになっています。なんでも、仁王様を市中引き回しにしたのだとか。全くひどい話です。
さてさて、今日はそんな廃仏毀釈運動の実態を伝える文章を紹介しましょう。かの彫刻家・仏師高村光雲が残したものです。私も大好きな「会津さざえ堂」が見舞われた悲劇です。
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